ポルシェジャパン、スカラシッププログラムのドライバー2名を選出

ポルシェジャパンジュニアドライバー、石坂瑞基(左)、大草りき(右)
ポルシェジャパンジュニアドライバー、石坂瑞基(左)、大草りき(右)全 5 枚

ポルシェジャパンとポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェジャパンモータースポーツのスカラシッププログラムであるポルシェジャパンジュニアドライバーとして、石坂瑞基(24歳)と大草りき(20歳)の2名を選出した。

石坂選手は2001年の初開催から20シーズン目を迎えるPCCJへ『911 GT3カップ』で、大草選手はPCCJへのステップアップカテゴリーであるポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)へ『718ケイマンGT4クラブスポーツ』でシリーズ参戦する。

ポルシェジャパンジュニアドライバーの最終審査は、富士スピードウェイで実施。書類選考を経て各カテゴリーで選ばれた複数のドライバーに対し、面接およびドライビングテストを行った。当日はPCCJ委員会およびPCCJドライビングアドバイザーの影山正美氏によるラップタイム、ドライバーとしての資質や環境、英語力など総合的な審査を行い、2020シーズンにおける石坂選手および大草選手へのサポートが決定した。

石坂選手は、2012年からスーパーFJに参戦。2014年には鈴鹿サーキットレーシングスクールフォーミュラを卒業してスカラシップを得た後、2018年までFIA F4シリーズを4シーズン戦った。2019年もFIA F4にスポット参戦し最高3位を獲得。2018年からはスーパー耐久シリーズのST2クラスへ参戦し、2年連続でシリーズチャンピオンを獲得している。昨シーズンはポルシェジャパンジュニアドライバーとしてPSCJのGT4クラスで718ケイマンGT4クラブスポーツをドライブし、シーズン最多勝利を達成。2020シーズンはこれまで多くのプロドライバーを輩出しているPCCJへステップアップし、シリーズチャンピオンを目指す。

大草選手は、幼少期からレース好きな父親の影響でカートライセンスを取得し、国内最高峰の全日本カート選手権 OKクラスではタイヤ開発ドライバーを務めた。その後、スーパーFJ、F3などフォーミュラレースで経験を積み、2018年からはスーパー耐久シリーズのST3クラスに参戦。2019年にはシリーズチャンピオンを獲得している。2020シーズンはGT4クラスでのチャンピオン獲得を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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