「73」が19年ぶり復活へ…メルセデスAMG GT 4ドアクーペが800馬力オーバーに

メルセデス AMG GT73 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデス AMG GT73 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 22 枚

メルセデスAMGが、4ドアクーペのAMG『GT』をベースに現在開発中と伝えられる高性能モデルのプロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

メルセデスAMG GTは『GTコンセプト』の市販版にあたるが、GTコンセプト発表時のスペックはフロントに4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン、リアに電気モーターを搭載するハイブリッドモデルで、システム合計で805hpを発揮、0-100km/h加速3秒以内とされていた。これを実現するのが今回捉えたプロトタイプだという。

プロトタイプの外観は、パナメリカーナグリルを装備、鍵型のLEDデイタイムランニングライト、大型のコーナーエアインテーク、『GT63 S』と酷似したフロントエンドを持っている。またリアエンドでは、可動式リアウィング、大径のクワッドエキゾーストパイプ、アグレッシブなディフューザーが見てとれる。

市販型の車名は『GT 73』が最有力だ。1998年から2001年まで2ドアクーペ『SL』に『SL73 AMG』が設定されていた。パガーニ『ゾンダ』にも搭載された7.3リットルV型12気筒エンジンが、その名の由来だ。その「73」の車名が19年ぶりに復活することになる。

ただし、GT 73市販型に搭載されるパワートレインはV型12気筒ではなく、コンセプト同様に4.0リットルV型8気筒+電気モーターのハイブリッドモデルで、最高出力は800馬力以上、最大トルクは900Nm以上と予想されている。

GT 73のワールドプレミアは、2020年内が有力だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る