関西本線全線で交通系ICカードの利用が可能に…定期券を除き、TOICAとICOCAの跨り利用は不可 2021年春

新たにICOCAの利用が可能となる関西本線伊賀上野駅。
新たにICOCAの利用が可能となる関西本線伊賀上野駅。全 3 枚

JR西日本は2月26日、ICカード「ICOCA」の利用エリアを関西本線で拡大すると発表した。

名古屋駅(名古屋市中村区)とJR難波駅(大阪市浪速区)を結ぶ関西本線は、名古屋~亀山間がJR東海エリア、亀山~JR難波間がJR西日本エリアとなっているが、JR西日本エリアでは電化区間である加茂駅(京都府木津川市)以西がICOCAの利用エリアとなっている。

しかし、2021年春には、非電化区間の亀山~加茂間で運行されているキハ120形気動車に車載型IC改札機が導入される予定となっており、関西本線全線でICOCAの利用ができる運びとなった。

新たに利用可能となる駅は、関・加太(かぶと)・柘植(つげ)・新堂・佐那具・伊賀上野・島ヶ原・月ヶ瀬口・大河原・笠置の各駅。

JR東海エリアではすでに「TOICA」が導入されているが、定期券を除いてTOICAエリアとICOCAエリアを跨る利用はできない。定期券については亀山駅を境に跨り利用ができるIC定期券が発売される。
関西本線関西本線

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る