ホンダ、N-BOX など23万台をリコール バックランプやCVTに不具合

ホンダN-BOX(2017年)
ホンダN-BOX(2017年)全 5 枚

ホンダは2月27日、軽自動車『N-BOX』および『N-VAN』のバックランプに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2017年7月26日~2019年1月14日に製造された18万5902台。

ヒューズボックスに内蔵されるバックランプ制御リレーの選定が不適切なため、リレー作動時に生成された金属異物がリレー駆動部に挟まることがある。そのため、リレーが導通不良となり、バックランプが不灯となるおそれがある。

改善措置として、全車両、ヒューズボックスを対策品と交換する。不具合は47件発生、事故は起きていない。社内からの情報によりリコールを届け出た。

またホンダは同日、軽自動車『N-BOX』『N-BOXカスタム』のCVT不具合があるとして、2017年7月26日から2019年1月14日に製造されたノンターボ車4万4974台のリコールも届け出た。

CVTのトルクコンバータにて、ロックアップクラッチダンパスプリングの成形が不適切なため、ロックアップ機構作動時に過大な応力がかかり折損することがある。折損したスプリングがトルクコンバータ内部に脱落し、異音が発生し、最悪の場合、トルクコンバータ内部に噛み込み、発進時等にエンストして走行できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、トルクコンバータを良品と交換する。不具合は263件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  2. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る