UDトラックス クオン、6500台をリコール オーバーヒートするおそれ

対象車両は、前方右側エンジンマウントにて、ブラケット固定ボルトの締付け順序が不適切なため、サスペンションブラケットとの間に隙間ができているものがある。そのため、エンジン振動等で固定ボルトが緩み、そのままの状態で使用を続けるとブラケットが破断してエンジンが振れ、最悪の場合、クーリングファンが他部と接触・破損して、冷却性能が低下しオーバーヒートに至るおそれがある。
改善措置として、全車両、ボルトの緩みとブラケット接合部を確認し、適正な順序で締め付ける。なお、ボルトおよびブラケットに損傷等がある場合は、新品に交換する。
不具合は9件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
《纐纈敏也@DAYS》