メルセデス C180/C200/C220d、先進安全運転支援システムを標準装備へ

メルセデス・ベンツ C180クーぺ
メルセデス・ベンツ C180クーぺ全 4 枚

メルセデス・ベンツ日本は、『C180(セダン/ステーションワゴン/クーペ/カブリオレ)』『C200』『C200 4マチック』『C220d(セダン/ステーションワゴン)』にオプション設定していた安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備すると発表、2月28日より予約注文の受付を開始する。

レーダーセーフティパッケージは、高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーにより周囲の交通状況をより的確に把握できるようになり、機能が大きく強化された。

「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)」は、高速道路などの走行時に先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節する。減速が必要な場合、アクセルおよびブレーキを自動調整してスムーズに減速し、先行車が停止した場合は自車も停止。新たに停止している先行車の検知も可能となり、先行車との距離が突然縮まった場合には、警告灯と警告音でドライバーに知らせる。また、「アクティブステアリングアシスト」は、車線のカーブと先行車を、車線が不明瞭な道ではガードレールなどを認識し、車間を維持しながらステアリング操作をアシストする。

「渋滞時緊急ブレーキ機能」は、先行車およびその左右の車線を監視し、突然渋滞の最後尾が現れた場合などに、前走車との衝突の危険を検知する。左右に回避スペースがないいと判断すると、即座に自動ブレーキが作動。回避スペースがある場合はドライバーの回避操作を優先する。ただし、ドライバーの回避操作が遅れてた場合は、即座に自動ブレーキが作動。さらに、渋滞末尾で回避操作を行う空間的余裕がない危険な状況を検知して、通常よりはるかに早い段階でブレーキを自動で作動させる機能も搭載した。

このほか、自動で車線を変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」や、自動緊急ブレーキ「アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)」など、最新の安全運転支援機能を備える。

価格はC180アバンギャルドが525万円、C180 ステーションワゴン アバンギャルドが551万円、C180クーペ スポーツが607万円など。なお、メルセデス・ベンツ日本では4月1日より平均約1%の値上げを行うため、価格は3月31日までのものとなる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る