「あおり運転」を処罰する法案を創設へ

自動車 社会 行政
警察庁
警察庁 全 1 枚 拡大写真

政府は3日、社会問題となっている「あおり運転」を厳罰化するため、道路交通法改正案を閣議決定した。

2017年に東名高速道路、昨年8月の常磐自動車道など、あおり運転が続発し、大きな社会問題となっている。警察庁が調べたアンケートでは約35%が過去1年間にあおり運転の被害経験があったと回答。とくに15%は1年間に3回以上の被害経験があったと答えた。

これまで、車間距離不保持などはあったが、危険なあおり運転を明確に取り締まるための法令がなかったことから、あおり運転(妨害運転)に対する罰則を創設する。

通行妨害目的で、交通の危険のおそれのある方法で車間距離不保持や、急ブレーキ禁止違反をした場合、懲役3年・罰金50万円以下とする。さらに、高速で停車させるなど、より危険な行為を行った場合、懲役5年・罰金100万円以下とする。

また、免許の取消処分の対象にあおり運転を追加する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  6. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  7. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  8. 日産『ムラーノ』新型、米IIHSで最高の安全性評価
  9. 王者アルファードを超えるか? メルセデスベンツの次世代高級ミニバンに熱視線!「車の域を超えてる」
  10. バイク選びはスペックでも価格でもない…『ジクサーSF250』と『ハヤブサ』、両極端な2台が教えてくれたこと
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る