「服」がドライバーの眠気を検出 神姫バスシステムが実証実験

e-skin ECG shirts
e-skin ECG shirts全 7 枚

神姫バスとグループ会社の神姫観光バスは3月3日、スマートアパレル「e-skin」を展開するXenomaとの協業で、運転士の眠気検出による輸送安全性向上と労働環境改善に向けた取り組みを開始したと発表した。

スマートアパレル「e-skin」は軽くて洗濯も可能な普通の「服」でありながら、多種・多点のセンサーを搭載してユーザーの情報を取得できるスマートアパレル。スマートアパレル「e-skin ECG shirts」を用いることで、バス運行中のデータを計測して運転士が現実に感じている眠気を検出し、運転士自身に自覚させることで、運行の安全性を向上するという試みを実施する。

普段着と変わらない着心地ながら多種・多点のセンサーを搭載できるe-skinは運転業務に支障をきたすことなく計測可能で、カメラ型の眠気検出機能では見逃していた顔表情に眠気が現れないマイクロスリープも検出できる。

また、実験結果を分析することで眠気の検出に加え、運転事故に起因するヒヤリ・ハットが発生する状況・要因を解明していくのにも活用する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る