東京モーターショー2020でワールドプレミアされたトヨタのフルサイズワゴン『グランエース』。同社の海外向け『ハイエース』をベースに、役員や賓客の送迎車を想定し開発。3列シート6人乗りの「Premium」、4列シート8人乗りの「G」をラインアップしている。
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発表、「エンジン音が気にならず、とても静かな室内」トヨタ車体 増井社長…東京モーターショー2019
東京モーターショー2019の青海エリアで大きな注目を集めたのは、トヨタ車体ブースで初披露となった新型フルサイズワゴン『グランエース』だ。
同社の増井敬二社長は、「ごらんください。このワイドなボディ。一度見たら忘れられない圧倒的な存在感と迫力のあるフロントデザイン」と誇らしげに紹介する。
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全長5.30m、最大8人乗り、価格は620万円から
トヨタ自動車は11月25日、全長5.30m、フルサイズの高級ワゴンとして新型車、『グランエース』を発表した。12月16日より販売する。2つのグレードを設定し、価格は3列シート6人乗りの「Premium」仕様が650万円、4列シート8人乗りの「G」仕様が620万円。
室内長3290mm、室内幅1735mmの室内は、ゲストをもてなす上質でゆとりある空間を意図した。
全長5.30m、最大8人乗り、価格は620万円から 画像
トイファクトリーが グランエース のコンセプトカーを展示…ジャパンキャンピングカーショー2020
子どもたちをポップアップルーフで寝かせ親は下のベッドで、というのは家族キャンプの醍醐味のひとつだろう。ワンボックスワゴンの他、SUVでもポップアップルーフの架装をすれば、車中泊キャンプの幅がひろがる。
ジャパンキャンピングカーショー2020、トイファクトリーのブースで、量産型が発表されたばかりのトヨタ『グランエース』のキャンピングカーが展示されていた。ポイントは、ルーフのポップアップテントの架装だ。ルーフ部分は2名が寝られるという。グランエースの余裕の走りと乗り心地とポップアップテントの快適性が期待できるキャンピングカーだ。
トイファクトリーが グランエース のコンセプトカーを展示…ジャパンキャンピングカーショー2020 画像
全長5m超えのおもてなし用高級ワゴン[詳細画像]
2019年12月16日に発売されたトヨタのフルサイズ高級ワゴン『グランエース』。海外仕様の『ハイエース』をベースとし、役員や賓客の送迎車などを想定して開発が行われた。
全長5m超えのフルサイズ高級ワゴン
上記の通り海外版ハイエースをベースとして開発されたグランエースは、全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmで、セミボンネットのパッケージ。ヘッドランプと一体となった金属調の加飾がなされた大型ラジエターグリルが、同社のミニバン『ヴェルファイア』や『アルファード』同様にフロントフェイスの大半を占める。クローム加飾のフレームを備えるプロジェクター式2眼LEDヘッドライトはヘッドランプに融合。LEDデイタイムランニングランプと共に高級車に相応しい先進性を象っている。
全長5m超えのおもてなし用高級ワゴン 画像
【試乗】ありそうでなかった「4人のVIP」のための上級送迎車…まるも亜希子
「働くクルマ」というと、まず思い浮かぶのはダンプカーや消防車、ショベルカーといった姿だが、トヨタは今回、そこに「上級送迎」という新たな「働くクルマ」としてグランエースを誕生させた。ホテルや旅館、葬儀場やゴルフ場といった、少数のお客様を大切に運ぶ、おもてなしとして送迎をするという、今までにもあったようで、実はなかなかそこにドンピシャでハマるクルマはなかったジャンルだ。
【試乗】ありそうでなかった「4人のVIP」のための上級送迎車…まるも亜希子 画像
【試乗】2列目、3列目も「さすがトヨタ」な乗り心地…中村孝仁
トヨタは海外向けの『ハイエース』をベースとした新たな高級ミニバン『グランエース』を日本でも発売する。早速試乗の機会を得た。
アルファード/ヴェルファイアとの違いは
【試乗】2列目、3列目も「さすがトヨタ」な乗り心地…中村孝仁 画像
【試乗】アル/ヴェルの不満を解消し、ミニバンの本質を突いた…渡辺陽一郎
アルファード/ヴェルファイアの不満を解消する後部座席
居住性の最も優れたミニバンは、『アルファード/ヴェルファイア』とされるが、3列目の快適性は2列目に比べて大幅に見劣りする。3列目は左右に跳ね上げて小さく畳むことに重点を置くためだ。頭上と足元の空間は広いが、シートの柔軟性は乏しい。