岡山市の路面電車駅前乗入れ工事がスタートへ…岡山駅前停留場から100mを延伸 開業は2023年度を予定

岡山電気軌道の岡山駅前停留場。ここから100mほど軌道が岡山駅方向(写真左手)に延伸される。
岡山電気軌道の岡山駅前停留場。ここから100mほど軌道が岡山駅方向(写真左手)に延伸される。全 2 枚

国土交通省は3月11日、岡山電気軌道が特許申請していた軌道延伸事業に対して、3月13日付けで特許すると発表した。

申請内容は、現在の岡山駅前停留場から岡山駅前交差点を横断する形で100mほど延伸し、岡山駅前広場まで乗り入れるというもの。

これにより、徒歩による交差点の横断がなくなることから、路面電車から岡山駅までのアクセスが向上。延長線上の終点となる岡山駅前広場には新たに2面3線の停留場が設けられ、路面電車とJRとの乗換時間が現行より1分30秒~3分程度短縮されるとしている。

駅前広場の整備事業を除く総事業費は16.2億円程度を見込んでおり、このうちインフラ部にかかる11.1億円程度は国や自治体の、インフラ外部にかかる5.1億円程度は国、自治体、事業者の負担と想定されている。

着工は2020年度中を予定しており、2023年度の開業を目指す。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る