北海道新幹線、すべてのトンネルで圏外が解消 3月25日

トンネルを抜けた北海道新幹線。
トンネルを抜けた北海道新幹線。全 2 枚

JR北海道は3月11日、北海道新幹線の全トンネル内で3月25日から携帯電話の利用が可能になることを明らかにした。

JR北海道では、2018年から鉄道トンネルや医療施設などの公共施設で圏外を解消するために行なう国の「電波遮へい対策事業」に基づき、自社の負担割合ゼロで、青函トンネルを含む北海道新幹線トンネル内の圏外解消に取り組んできた。

2019年4月には青函トンネル内の青森県側・竜飛(たっぴ)定点(旧竜飛海底駅)と、北海道側・吉岡定点(旧吉岡海底駅)との間で携帯電話サービスが開始され、同年8月には青函トンネル全域での圏外が解消されていた。その後の12月には、新函館北斗~木古内間のうち、約11.9kmのトンネル区間でも解消された。

残る圏外のトンネルは、木古内駅(北海道木古内町)前後と奥津軽いまべつ駅(青森県今別町)前後の計約30kmのトンネル区間だったが、これらも今回で圏外が解消し、合計約97kmあるトンネル区間すべてで携帯電話の通話が可能となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. 日産『マイクラ』新型は約450万円から、EVに生まれ変わる6代目、9月に英国受注開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る