VWの新世代EV『ID.3』、同クラスの内燃エンジン搭載車よりも安価に…今夏欧州発売へ

フォルクスワーゲン ID.3
フォルクスワーゲン ID.3全 8 枚
フォルクスワーゲンは、今夏欧州で発売予定の新世代EVの『ID.3』(Volkswagen ID.3)が、同クラスの内燃エンジン搭載車よりも安価になると発表した。

ID.3には、電動車専用に新開発された「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)車台を使用する。最大出力204psを発生するモーターがギアボックスとともにリアアクスルに組み込まれ、後輪を駆動する。

また、ID.3では、バッテリーが他のコンポーネントとともに、車両のフロア下に効率よく搭載される。蓄電容量は、45kWh、58kWh、77kWhの3種類のバッテリーが選択できる。新しい燃費基準のWLTPモードにおいて、330~550kmの航続を実現する。

フォルクスワーゲンは、このID.3が、同クラスの内燃エンジン搭載車よりも安価になると発表した。ドイツ本国では、航続330kmのベースモデルの価格が、環境ボーナスの適用後、2万3430ユーロ(約277万円)以下となる。フォルクスワーゲンによると、この価格は『ゴルフ』の同等グレードよりも安価という。

さらに、ドイツのID.3の顧客は、維持費を年間およそ840ユーロ(約10万円)節約できる。道路車両税は免除され、オイル交換は不要で、保険料率はクラス17が適用される、としている。
ペットに関するアンケート > こちら

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
  5. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る