国内外を幅広くカバーするスキャンツール「スナップオン MTG-DUAL-TAB」登場

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国内外を幅広くカバーするスキャンツール「スナップオン MTG-DUAL-TAB」登場
国内外を幅広くカバーするスキャンツール「スナップオン MTG-DUAL-TAB」登場全 23 枚

スナップオンの新しいスキャンツール「MTG-DUAL-TAB」。同社の最高峰モデルであるMTG5000とオートランド社のVEDIS3を統合した多機能モデルとなった。タブレットを使った統合型の無線オペレーションシステムを備え使い勝手も良いモデルとなった。

得意分野を持つ2つのスキャンツールを統合、専用タブレットを使った操作で使い勝手も抜群

MTG-DUAL-TABのメイン画面ではMTG5000とVEDIS3を選択する画面となっている。ネット環境が接続されていればブラウザの使用も可能なので調べ物まで含めて1台で完結するMTG-DUAL-TABのメイン画面ではMTG5000とVEDIS3を選択する画面となっている。ネット環境が接続されていればブラウザの使用も可能なので調べ物まで含めて1台で完結する

スナップオンから登場した新しいスキャンツール「MTG-DUAL-TAB」。最大の特徴はスナップオンの最高峰モデルである「MTG5000」と幅広い欧州車対応が魅力のオートランド社の「VEDIS3」(「MTG-DUAL-TAB」に組み込まれているのはiSCAN-e)といった2つのユニットを統合したモデルとなった点だ。国産車をはじめ欧州車やスーパーカーなどへの幅広い対応も備え、これ一台あればほとんどすべてのクルマに対応できるなど、高機能を備えた高級スキャンツールとなった。

「MTG-DUAL-TAB」のシステムはMTG5000とiSCAN-e(VEDIS3)の2つのユニットと、その双方をコントロールできる専用タブレットを組み合わせた構成。各ユニットとタブレットはBluetoothで無線接続されているので操作しやすいのも特徴。国産車などで利用する場合はメリットの多いMTG5000を用い、欧州車などを診断する際にはiSCAN-eを接続して使うというスタイルが可能なのも特徴となった。

MTG5000とiSCAN-eのそれぞれの魅力を備え、高性能で使いやすいスキャンツールとした

このようにMTG5000とiSCAN-eを組み合わせることによって、それぞれに強みをドッキングさせ、高機能で幅広い車種への対応が可能になったのが「MTG-DUAL-TAB」の特徴だ。

VEDIS3は輸入車に強く、要望が多かったボルボやルノーにも対応するVEDIS3は輸入車に強く、要望が多かったボルボやルノーにも対応する

2つのユニットの特徴を見ていくこととしよう。まずiSCAN-eの特徴は欧州車への対応力の高さだ。スナップオンの従来のスキャンツールでは若干手薄だった欧州車への対応が手厚く、アクティブテストなどを含めた高度な診断にも対応。ボルボやルノーなどへの対応も充実しているため欧州車全般を扱うことができるようになった。対応するメーカー数は70にものぼりスーパーカーを含めて多様な診断に対応できるモデルとなっている。これまで欧州車を診断する場合は他のスキャンツールを更に購入してもらう必要があったが、このユニットを使えばほとんどの欧州車もこれ1台で対応できるようになった。

地域別、各ブランドごとにロゴが並び表示される地域別、各ブランドごとにロゴが並び表示される

また整備系のコーディング機能の充実もこのユニットの特徴。例えばバッテリーのサイズを変更するとコーディングによる書き換えが必要になるのだが、このユニットを使えばこれらのコーディング作業も可能。アイドリング調整やヘッドライト交換後の設定といったコーディングにも対応するのも魅力と言えるだろう。

OBD2に接続されたMTG5000は、ペアリングが完了するとブルーのイルミで示してくれるOBD2に接続されたMTG5000は、ペアリングが完了するとブルーのイルミで示してくれる

一方のMTG5000は国産車の対応力の高さが抜群。さらにコーディングカスタマイズの能力に優れているなど機能面でのメリットも多い。特に整備系以外の部分のコーディング対応が充実しているのが特徴。例えばデイライトのコントロールや車載テレビの設定、シートベルトのアラート音の管理など、ユーザーからのオーダーに合わせたコーディングには高い対応力を備えているのが魅力だ。

MTG5000は各種コーディングが充実しており、1つの商材として活用されているMTG5000は各種コーディングが充実しており、1つの商材として活用されている

従来モデルのMTG5000からモニターを省いたことで小型化に成功。本体をOBD端子に直接差し込める扱いやすいボディとした。また本体にはLEDライトが付いているので、ダッシュ下などにあるOBD端子を見つけ出しセットするのもスマートで便利になっている。

専用タブレットを使ったコントロールは操作性やデータへのアクセスの面で有利

VEDIS3の制御アプリは日本向けにカスタマイズされていて直感的に進めやすいのが特徴VEDIS3の制御アプリは日本向けにカスタマイズされていて直感的に進めやすいのが特徴

MTG5000とiSCAN-eという、それぞれの得意分野を持った二つのユニットを統合してコントロールするのは専用のタブレットだ。タブレットには各ユニットを操作できるアプリがインストールされる。また各ユニットとタブレットはBluetoothで無線接続されるので操作性も良い。ステアリングにタブレットを固定できる専用ホルダーも付属しているので車内での利用にも便利。また無線による接続なのでクルマの横のデスクなどでタブレット操作することもできるため作業性も良い。

専用タブレットはインターネットへの接続も可能。そのためネット上にあるエーミングデータなどにアクセスして利用することもできる。また各種整備情報にアクセスしたり、ネット検索をすることもできるなど整備を実施する上での利便性の高さも際立っている。さらにタブレットのカメラを使えば車検証のQRコードを読み込んで車種選択することができるなど、これまで以上に作業の省力化にも役立つツールと言えるだろう。

国産車や欧州車、北米車など多くの車種に対してエーミングや診断、コーディングといった多岐にわたる作業を行う場合に、これ一台あればほとんどすべてをまかなえてしまう高機能モデルとなった「MTG-DUAL-TAB」。機能的で使い勝手の良いスキャンツールが登場した。

スナップオン MTG-DUAL-TABの詳細はこちら

《土田康弘》

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