30台限定も即完売!ボルボ S60 T8 Polestar Engineered[詳細画像]

ボルボ S60 T8 Polestar Engineered
ボルボ S60 T8 Polestar Engineered全 34 枚

8年ぶりのフルモデルチェンジにより3世代目となったボルボ『S60』。それをベースにしたハイパフォーマンスモデルが『S60 T8 Polestar Engineered(ポールスター・エンジニアード)』だ。

新型S60は、ワゴンモデルの『V60』と同様、全幅を1,850mm(先代比-15mm)に抑えることによって日本市場を配慮したサイズを実現。デザインはクリーンかつシャープなエクステリアとともに、スカンジナビアンデザインのシンプルで上質なインテリアが採用された。

新型S60は、2018年に稼動を開始したアメリカ、サウスカロライナ州のチャールストン工場にて最初に生産されたボルボ車であり、また、電動化を見据えた取り組みの一環としてディーゼルエンジンのラインナップを持たない初のモデルでもある。

そして、特別限定車S60 T8 Polestar Engineeredは、新型S60をベースに開発した初のハイパフォーマンスコンプリートカーだ。T8 Twin Engine AWDパワートレインをベースにポールスターによるチューニングによって、420ps(333ps/430Nm+87ps/240Nm)を発揮し、0-100km/h4.3秒を実現。シャシーには専用のオーリンズ製DFVショックアブソーバー(22段階調整)、ブレーキにはPolestar Engineered/Brembo製フロントブレーキ(371mm/6ピストン)などを採用している。

ボルボ S60 T8 Polestar Engineeredボルボ S60 T8 Polestar Engineered

専用の内外装に加え、フロントとリアにはオリジナルのエンブレムが取り付けられ、スポーツ走行に適したオープングリッドテキスタイル/ナッパレザーコンビネーションスポーツシート、ゴールドカラーのシートベルトなどでスポーティさを演出している。

ボルボ・カー・ジャパンが導入する30台は、発売初日となる2019年11月5日に即完売したという。

ボルボ S60 T8 Polestar Engineeredボルボ S60 T8 Polestar Engineered

なお同社では2020年夏頃を目処に『XC60』と『V60』にもT8 Polestar Engineeredを追加導入する予定だという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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