バスターミナルに先進的警備システム導入、効果を確認 国交省

バスターミナルで実施した先進的警備システム実証実験の様子
バスターミナルで実施した先進的警備システム実証実験の様子全 3 枚

国土交通省は3月27日、バスターミナルに先進的警備システムを導入する実証実験の結果を発表した。

国土交通省は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、バスターミナルなど、不特定多数が集まるソフトターゲットに対する警戒を強化するため、不審人物や不審物を自動検知する「先進的警備システム」のバスターミナル導入に向けて実証実験を実施した。

実証実験は2月14から21日まで、人の往来の激しい東京駅八重洲南口バスターミナルの一部区域で、セントラル警備保障、綜合警備保障、パナソニックシステムソリューションズジャパンの3社が実施した。実験方法は不審人物や顔認証、不審物の検知が可能なカメラの設置やシステムを用いて参加事業者による模擬行動を実施した。

実験の結果、参加した3社の先進的警備システムについて不審物・不審者を自動で検知する機能を持っていることを確認したとしている。

また、参加した3社は実際に屋外のバスターミナルで実験的にシステムを稼働、バスターミナルの特性などが把握でき、今後の性能向上に寄与する。

国土交通省では実証実験で得られた検証結果について同システムの導入促進のため、有効活用されることを期待しているとしている。

《レスポンス編集部》

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