ユニバーサルタクシーの認定要件を変更…スロープ耐荷重を300kgに引き上げ、マークも決定

「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定制度」においてレベル2の認定を受けた一般車両
「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定制度」においてレベル2の認定を受けた一般車両全 2 枚

国土交通省は、タクシーのバリアフリー化を進めるため、標準仕様ユニバーサルデザインタクシーの認定要件としてのスロープの耐荷重を300kgに引き上げるとともに、新要件により認定されたタクシーの車体に表示するマークを決めた(3月31日発表)。

【画像全2枚】

国土交通省は2012年3月から標準仕様ユニバーサルデザインタクシーを認定しているが、ユニバーサルデザインタクシーは、スロープの耐荷重によって一部の大型の電動車椅子利用者が乗車できない事例が発生していた。

2019年度に設置された「移動等円滑化のために必要な旅客施設または車両等の構造及び設備に関する基準検討会」でバリアフリー整備ガイドラインが改訂され、耐荷重200kg以上を標準、300kg以上を推進とされていたユニバーサルデザインタクシーに搭載する車椅子乗降用のスロープについて耐荷重300kg以上を標準化するとされた。これを受け、標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定要領についてを改正する。

新しい認定要領に基づいて認定した標準仕様ユニバーサルデザインタクシーは、マークを車体に表示する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  4. ペダル踏み間違えで発生した死亡事故、高齢の被告に実刑判決
  5. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る