キムコ レーシングS 150/125、始動できなくなるおそれ リコール

キムコ レーシングS125
キムコ レーシングS125全 3 枚

キムコジャパンは4月1日、スポーツスクーター『レーシングS 150』および『レーシングS 125』のブレーキランプスイッチなどに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2016年7月27日から2019年7月1日に輸入された759台。

【画像全3枚】

対象車両は、ブレーキランプの製造工程管理が不適切なため、前後輪のブレーキランプスイッチに接点不良が生じることがある。そのため、ブレーキランプが点灯しなくなる、または前後輪のブレーキランプスイッチが作動不良になった場合にスターターモーターが動かずエンジンが始動できなくなるおそれがある。

また、USB充電コンセントの使用条件評価が不十分なため、2アンペア以上の機器を接続した場合に過剰電流が流れることがある。そのため、USB充電コントローラーが過熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、前後輪のブレーキランプスイッチを対策品に交換。電気回路に2アンペア・ヒューズ付き配線を追加する。

ブレーキランプスイッチの不具合は93件発生、事故は起きていない。市場および本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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