JR東日本、臨時列車の指定席発売を5月31日まで見合せに…房総のサイクル列車は6月まで運休

ゴールデンウィーク後は、5月中に合計56本が運休する『踊り子』の臨時列車。
ゴールデンウィーク後は、5月中に合計56本が運休する『踊り子』の臨時列車。全 5 枚

JR東日本は4月3日、臨時列車の指定席発売見合せを5月31日まで延長すると発表した。

新型コロナウイルスの影響により、3月1~15日実績で新幹線や在来線特急の利用者が対前年比50%程度にまで減少していることを受けて、3月27日に5月1~6日運行分の臨時列車指定席の発売見合せが発表されていたが、現時点の利用状況を鑑み、さらに延長されることになった。

該当する列車は、新幹線が東北・北海道新幹線の『はやぶさ』『やまびこ』『なすの』計177本、秋田新幹線の『こまち』計28本、山形新幹線の『つばさ』計74本、上越新幹線の『とき』『Maxとき』計59本、北陸新幹線の『かがやき』『あさま』計165本。

在来線特急では、伊豆方面の『踊り子』計56本、中央線の『あずさ』『かいじ』『富士回遊』計53本、常磐線の『ときわ』計4本。

快速では、新宿~小淵沢間の『ホリデー快速ビューやまなし号』、三鷹~奥多摩間の『お座敷 青梅奥多摩号』、新習志野・八王子~黒磯間の『リゾート那須野満喫号』計28本。

このうち、東北新幹線の『はやぶさ15・30号』は一部区間での発売見合せとなる。また北陸新幹線については、JR西日本からも自社エリアに跨る合計116本の列車で発売を見合わせることが明らかにされている。

また、JR東日本千葉支社は、千葉県知事からの外出自粛要請を受けて、4月4日~6月28日に予定していた房総地区のサイクル列車『B.B.BASE』の運行を中止すると発表している。

一方、JR四国は4月3日、松山~宇和島間の『宇和海16・17号』、高松~徳島間の『うずしお14・17号』、徳島~阿波池田間の『剣山5・8号』を、新型コロナウイルスの影響による利用者の大幅減を理由に、4月11~30日に運休することを発表している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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