プジョー 208 と 2008 新型、レッドドット賞を受賞…独工業デザイン賞

プジョー 208 新型
プジョー 208 新型全 7 枚

プジョー(Peugeot)は4月2日、新型『208』と『2008』 が、「レッドドット:プロダクトデザイン2020」を受賞した、と発表した。

「レッドドット賞」は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催する約60年の歴史を持つ世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつだ。世界各国から応募された自動車など幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査され、クオリティの高いデザインにレッドドット賞が贈られる。

このレッドドット:プロダクトデザイン2020を、プジョーの新型208と2008 が受賞した。新型208と2008には、プジョーの新世代デザイン言語を導入する。これは、新型『508』から導入が開始されたものだ。

新型208では、フロントにシングルフレームグリルを採用し、ヘッドライトやテールランプには、「3つの爪」が表現されるのが新しい。上級グレードには、フルLEDヘッドライトを装備した。リアのディフューザーはグロスブラック仕上げが選択可能。クロームのテールパイプも装備できる。ボディサイズは先代モデルよりも長く、ワイドで低くなった。

プジョー 208 新型プジョー 208 新型

新型2008にも、3本の爪が表現されたシグネチャー付きフルLEDヘッドライト&テールライトを採用した。カラーインサート付きのダイヤモンドカット仕上げの18インチアルミホイールが、足元を引き締める。ボディカラーには、新色のフュージョンオレンジなどが設定された。インテリアは、色と素材を工夫することにより、モダンかつスタイリッシュな空間を作り出している。8種類のLEDカラーを選択することによって、パーソナライズ化が図られた。ブラックトリムや「Adamite」と呼ばれるカラーステッチ、ムード照明、ダイナミックシート、アルミペダルは、グレードに応じて装備する。電動パーキングブレーキの導入により、運転席と助手席の間の空間にゆとりが生まれている。
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《森脇稔》

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