第2回自動運転AIチャレンジ決勝、開催中止---予選は継続

決勝では「認識部門」と「制御部門」の2部門に分けて競技を行なう予定だった。制御部門は現在、オンラインシミュレーション競技の予選中で、こちらの競技は予定通り継続する。今後の対応などの詳細はあらためて発表する予定だ。
自動運転AIチャレンジは、産官学が協力して行ない、自動車産業の発展に寄与する枠組みの構築を目指すことが理念だ。CASEと呼ばれる新たな技術領域が自動車業界の発展の中心となる中、AIやITの技術者が不足しており、自動車業界全体で需要が高まっている。自動運転におけるAI技術を競う自動運転AIチャレンジは、今後の自動車業界の技術者の発掘・育成をめざしている。
《高木啓》