トヨタ救急車、路車間・車々間通信で周囲車両へ緊急走行を通知

トヨタ救急車(奥)とトヨタ救急車ハイメディック(手前)
トヨタ救急車(奥)とトヨタ救急車ハイメディック(手前)全 6 枚

トヨタ自動車は、『トヨタ救急車』を一部改良、安全装備を充実させ、6月26日に発売する。

今回の一部改良では、車両後方のカメラ映像を映し出すデジタルインナーミラー(オプション)や車両を上から見たような映像をナビゲーション画面へ表示するパノラミックビューモニター(オプション)を採用。患者室で遮られる後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするなど、視認性を向上した。

また、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」や、VSC(車両安定制御システム)&TRC(タイヤ空転抑制機能)などを標準装備。このほか、路車間・車車間通信を活用し、対向車、歩行者情報などをドライバーへ注意喚起するとともに、サイレンを鳴らしている場合に、緊急車両の存在を周囲の車両へ通知する運転支援システム「ITSコネクト」をオプション設定するなど、走行時の安全性により配慮した。

そのほか、トランスミッションを6速化し、静粛性を高め、より滑らかな走りを実現している。

価格はFRが564万5000円、4WDが595万3000円。高規格救急車「ハイメディック」はFRが1159万円、4WDが1189万8000円。

《纐纈敏也@DAYS》

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