緊急事態拡大後の日曜日---新宿、梅田の人出8割減、湘南エリアは大渋滞[新聞ウォッチ]

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4月19日、東京。「One World: Together At Home」を視聴する女性。
4月19日、東京。「One World: Together At Home」を視聴する女性。 全 2 枚 拡大写真
気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

これでは「不評」の上塗りである。厚生労働省が、新型コロナウイルスの感染症対策として、4月14日から妊婦向けに配布している布製マスクについて、汚れの付着や包装の袋に虫が混入しているなど、約1900枚の不良品が見つかったそうだ。厚労省が発表し、きょうの東京などが取り上げている。問題のマスクは国内メーカー4社から納入されたが、原因は分かっていないという。

2万点以上もの部品を組み立てるクルマでは、出荷前の完成車検査などを義務付けて不具合を入念にチェックしているが、いくら突貫の作業とはいえ、衛生面が不十分のまま配布されたマスクでは、口や鼻ではなく、目を覆いたくなるほどのずさんな管理態勢である。

また、毎日新聞が実施した全国世論調査では、政府が全世帯に布製マスクを2枚ずつ配布する、いわゆる「アベノマスク」について「評価しない」との回答が68%を占め、「評価する」は26%にとどまったという。 4月17日、東京。政府により配布されたマスク

マスクの話題はともかく、気になるのは緊急事態宣言が全国に拡大された初の日曜日となった、19日の国内主要駅や繁華街の人出である。きょうの読売や朝日などが報じているが、1~2月の感染拡大前と比べて軒並み減少していることが、ビッグデータの分析で分かったという。特に大阪・梅田は86.9%、東京・新宿は79.9%も減少。ただ地方では、減少幅が50%台以下にとどまる都市もあり、地域差もみられたようだ。

一部の報道によると、都内では吉祥寺などの商店街が混雑したほか、神奈川県の江の島海岸では家族連れなど大勢の人が砂浜で遊ぶ光景が見られ、鎌倉などの湘南エリアでは海沿いの国道が数多くのマイカーなどで混雑して、大渋滞が続いていたとも伝えている。

早くも巣ごもり生活で「コロナ疲れ」などの情報も聞かれるが、緊急事態宣言は全国に拡大したばかり。一人一人が危機感を共有し、外出自粛を心がけるほかに感染は抑えられないことを改めて肝に銘じてほしい。

2020年4月20日付

●新型コロナ、緊急事態宣拡大後、大都市人出8割減、地方とは差(読売・1面)

●布マスク配布「評価」26%(毎日・1面)

●バイオディーゼル普及目指す(毎日・8面)

●国配布マスクに不良品、妊婦向け1900枚(東京・20面)

●雇用維持瀬戸際の攻防、米・38兆円の融資枠「蒸発」、仏・経済対策12兆円に増(日経・1面)

●コロナ病床全国1万床、本社調査、感染拡大なら逼迫も(日経・2面)

●二輪、3年ぶり出荷増、3月7%増、通勤需要で(日経・5面)

《福田俊之》

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