フェラーリが役員報酬を寄付、オンライン授業導入支援などに…新型コロナウイルス

フェラーリが役員報酬を寄付しオンライン授業の導入などを支援
フェラーリが役員報酬を寄付しオンライン授業の導入などを支援全 2 枚
フェラーリ(Ferrari)は4月20日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による危機に対して、会長とCEOを含めた役員の年間報酬の全額または一部を寄付すると発表した。

フェラーリは、役員の年間報酬の全額または一部を寄付することにより、総額およそ200万ユーロの基金を設立する。この基金には、フェラーリの会長とCEO、取締役が2020年4月から12月末までに受け取る報酬の全額を寄付。また、上級マネジメント職が、同期間の給与の25%を寄付することにより、設立された。

今回設立された基金は、大きく分けて4つの支援を行う。そのひとつが、新型コロナウイルスの影響で、学校で授業が受けられない子どもの支援だ。フェラーリは、ノートパソコンやタブレット端末、ポータブルモデムを、イタリア国内の小中学校に寄贈する。これにより、オンライン授業の導入を効率的に行う。これらのコンピュータ機器は、新型コロナウイルスの収束後も、小中学校で使用される予定だ。

フェラーリは、今回の取り組みは、この困難で不確実な時にイタリアを支援したいとの連帯の意思を示すもの、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  5. ホンダ『プレリュード』新型、気になるライバルたち
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る