自技会、中止となった各種主催イベントをヴァーチャル開催へ…小学生向け自宅学習コンテンツページも開設

自動運転車両による競技イベント「自動運転AIチャレンジ」(2019年の模様)
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自動車技術会は4月28日、新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止となった各種主催イベントの代替として、オンライン開催や自宅学習コンテンツの提供を行っていくと発表した。

自動車技術会では、将来を担う次世代のエンジニア育成のため、小学生から社会人までを対象とした様々な取り組みを行っているが、今年は新型コロナウィルス感染症の拡大により、主催イベントは中止が相次いでいる。そこで、多くのエンジニア、学生、生徒児童に、安全と健康を確保した上で引き続き学習・能力開発機会を提供するため、各種イベントのヴァーチャル開催を検討。緊急事態対応で中止したイベントのオンライン開催や自宅学習コンテンツの提供等からスタートし、順次拡充していく。

「第2回自動運転AIチャレンジ決勝 (実車競技)」については、代替としてオンラインによる決勝大会を開催する。競技詳細については検討中だが、経産省主催AIエッジコンテストの上位チームおよび現在開催中のオンラインシミュレーション競技の上位チームの参加によるオンライン決勝競技となる予定だ。

「第18回 学生フォーミュラ日本大会2020」については、同イベントに参加する学生を主な対象者として「学生フォーミュラEVオンラインセミナー」を5月26日夕刻に開催する。今回はオンライン形式で3月に開催予定だった「自動車開発・製作セミナー 回路製作実習編」とは大きく内容を変更した「導入編」として無料で開催する。

「第66回自動車工学基礎講座」もオンラインで開催する。自動車産業に従事するエンジニア、エンジニアを目指す学生、CASE、MaaS等で新たに自動車工学を学ぶ電機・通信・インフラ産業等のエンジニア、研究者を対象に自動車のしくみを基礎から学ぶことのできる講座となる。

また、自動車技術会では先進技術開発に伴うモラルや技術者倫理育成を目的に、倫理育成検討WGを立ち上げ、5月の春季大会におけるフォーラムを皮切りに、議論、教育をスタートする予定だったが、春季大会は中止。代替としてフォーラム内容の一部をオンライン講座として開催する。このほか、中止となったキッズエンジニアの参加予定企業/団体が自宅学習用のコンテンツを同会に提供。これらのコンテンツも子どもたちに向け、webで紹介していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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