軽自動車新車販売、東日本大震災以来の10万台割れ---新型コロナウイルス影響 4月

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全国軽自動車協会連合会は5月1日、2020年4月の軽自動車新車販売台数(速報)を発表。前年同月比33.5%減の9万8255台、東日本大震災による影響があった2011年5月以来、8年11か月ぶりに10万台を割り込んだ。

軽自動車新車販売台数はこれで7か月連続のマイナス。3月は7.6%減と新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による影響は現れていなかったが、4月に入り、販売に大きな影響を与えていることが明らかになった。

車種別では、乗用車が同35.4%減の7万4558台、貨物車は同26.8%減の2万3697台でともに7か月連続のマイナス。貨物車の内訳は、ボンネットバンが同35.6%減の2867台で8か月連続のマイナス。キャブオーバーバンは同25.4%減の1万0204台、トラックは同25.3%減の1万0626台でともに7か月連続のマイナスだった。

ブランド別では、スズキが同44.8%減の2万5910台と大幅に販売が落ち込み、代わってダイハツが同29.8%減の3万3185台で2か月ぶりに首位浮上。そのほか三菱自動車は5割減、そのほかもスバルを除き、2~3割の大幅減となった。

◆軽自動車新車販売台数ブランド別ランキング

1位:ダイハツ 3万3185台(29.8%減・7か月連続減)
2位:スズキ 2万5910台(44.8%減・7か月連続減)
3位:ホンダ 2万2660台(24.1%減・2か月連続減)
4位:日産 8523台(28.6%減・6か月ぶり減)
5位:トヨタ 2597台(24.8%減・7か月連続減)
6位:マツダ 1966台(30.8%減・2か月ぶり減)
7位:三菱 1773台(50.9%減・2か月ぶり減)
8位:スバル 1639台(9.2%減・7か月連続減)

※()内は前年同月比

《纐纈敏也@DAYS》

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