タクシーを使って「出前館」の注文品を配送 モビリティテクノロジーズと提携

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タクシーアプリ「JapanTaxi」、「MOV」を運営するモビリティテクノロジーズ(旧JapanTaxi)は5月1日、日本最大級の出前サービス「出前館」を運営する出前館と提携し、配達ニーズとタクシー事業者をマッチングするサービスを提供すると発表した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請によって全国的に人の移動が制限され、移動量が大幅に減少しており、全国のタクシー事業者の売上が半減するなど、大きな影響を受けている。一方で、自宅で過ごす巣ごもり消費によって、出前館の注文数は3月に前年同月比2割増と急増しており、配達方法の拡充が必要となっている。

4月21日に国土交通省が道路運送法に基づく特例措置として、タクシー事業者による有償貨物運送の特例を通達。これを受けて、地域インフラであるタクシー事業の維持と、出前領域における配達方法を拡充するため、両社が提携して出前館の配送にタクシーを活用する環境を提供する。

今回の業務提携により、配達機能を持たない飲食店にたいし、出前館が提供する配達代行サービス「シェアリングデリバリー」の配達方法のひとつとして、モビリティテクノロジーズのタクシー配車アプリを導入して、有償貨物運送許可を取得している日の丸交通、アサヒタクシー、新大阪タクシー、東京・日本交通などの一部車両が配達業務を担う。

5月1日から、タクシー事業者による有償貨物運送の特例許可期間である5月13日まで、東京・神奈川・大阪の一部エリアで順次サービスを展開する予定。

出前館での注文に対して乗務員が配送を承諾し、マッチングした際には、新型コロナウィルス対策を義務付けられたマスク着用の乗務員が、食事を店舗でピックアップし、タクシー車両を使って配送する。

《レスポンス編集部》

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