大型連休中の人出激減---新幹線・特急利用95%減、高速道死亡事故ゼロ[新聞ウォッチ]

4月24日、東京
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気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

我慢と忍耐で疲労感が漂う大型連休(GW)の「ステイホーム週間」がようやく終わったと思ったら、5月末まで緊急事態宣言が延長されたことで、こんどは長丁場の「ステイホーム月間」に突入した。ただ、5月14日の時点で、一定の基準を満たせば、東京や大阪などの「特定警戒都道府県」であっても解除するとの報道も伝えられており、やっと微かな光明が見えつつあるようだ。

その一定の基準とは地域ごとの感染者数の動向、医療提供体制の状況などを詳細に分析するというものだが、判断を下すのに大きな影響を与えるのが、この大型連休中の人出だったという。

きょうの各紙も取り上げているが、JR各社によると、大型連休中(4月24日~5月6日)の新幹線や特急列車の利用者数が昨年比95%減の91万6000人。連休中の利用者数は1987年の民営化でJRが発足以来、最低となったという。このうち、秋田、山形新幹線が前年比97%減、東北新幹線は95%減、東海道新幹線は94%減。新幹線で利用者が最も少なかったのは秋田新幹線で、13日間で計4000人(昨年11万8000人)にとどまった。

一方、全国の主な高速道路でも4月25日から5月6日までの交通量が昨年比70%減と大幅に減ったという。東日本、中日本、西日本の高速道路3社の管内では10KM以上の渋滞は一度も発生しなかったほか、警察庁の調べでは6日までの13日間に、高速道路での死亡事故はゼロ(昨年は10件発生)。人身事故も大幅に減少し、昨年同期より239件少ない46件だったそうだ。

もっとも、外出自粛の影響で交通量が減少した都内では交通事故による死者は増加傾向で、スピードの出し過ぎや歩行者の飛び出しが増えているという。安全な距離感は人と人の間ばかりでなく、常にクルマの運転でも守らなければならないのは言うまでもない。

2020年5月8日付

●経済停止どう生き残る、60万件倒産の危機試算 (読売・9面)

●宣言解除「17県視野」一週間感染者がゼロ、14日めどに、西村担当相 (朝日・1面)

●三菱重、損失最大700億円、ボンバル小型機事業買収全額 (朝日・7面)

●GW8日間人出激減、新幹線利用95%減、高速道事故83%減 (朝日・31面)

●首相インタビュー、緊急事態解除14日にも (産経・1面)

●フォード、FCAが赤字に (産経・9面)

●欧米自動車8社販売苦境、1~3月期決算、感染拡大直撃 (東京・4面)

●ソニー「多様な事業、強みに」吉田社長コロナ後は「新しい世界」 (日経・13面)

●中古車競売成約、1割減、3月輸出停滞、相場も下落 (日経・18面)

《福田俊之》

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