日産車体、受注台数大幅減も原価低減で営業益2割増 2020年3月期決算

日産車体九州工場(参考画像)
日産車体九州工場(参考画像)全 2 枚
日産車体は5月14日、2020年3月期(2019年4月~2020年3月)の連結決算を発表。売上台数は減少したものの、原価低減などにより、営業利益は前年同期比19.5%増の93億円となった。

2020年3月期会計年度は、日産自動車からの受注台数が大幅に減少。売上台数は同20.7%減の18万2286台。これに伴い、売上高も同17.3%減の4988億円となった。

しかし損益面では、減収ながら原価低減や生産性向上への迅速な取り組み等により、営業利益は同19.5%増の93億円、経常利益は同19.9%増の98億円となった。純利益については、『アルマーダ』の湘南工場での補完生産終了に伴い、専用設備の減損損失9億円を特別損失に計上したことで、同4.3%増の58億円となった。

なお今期の業績見通しについては、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大に伴う影響を現時点で合理的に算定することが困難なことから未定としている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る