『SL大樹』のSL2機態勢は2020年度中に…東武日光乗入れも合わせて検討

『SL大樹』の現行牽引機C11 207。
『SL大樹』の現行牽引機C11 207。全 5 枚

東武鉄道(東武)は5月15日、鬼怒川線下今市~鬼怒川温泉間の『SL大樹』で運用しているC11型蒸気機関車を、2020年度中にも2機態勢とすることを「『東武グループ中期経営計画』の推進」で明らかにした。

現在、『SL大樹』はJR北海道から貸与されたC11型蒸気機関車207号機(C11 207)で運行されているが、2018年からは北海道から搬入された「C111」の復元工事が開始されている。

同機の運用入りで2機態勢になると、6月6日に実施されるダイヤ改正から4往復となる『大樹』シリーズすべてがC11型牽引で運行されるという。また、これに合わせて『SL大樹』の日光線東武日光駅(栃木県日光市)乗入れも検討するとしている。

このほか「『東武グループ中期経営計画』の推進」では、2021年度以降に新たな観光列車を運行する計画も盛り込まれている。

C11 207牽引の『SL大樹』C11 207牽引の『SL大樹』

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  6. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  9. BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化…北京モーターショー2024
  10. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
ランキングをもっと見る