マルチスズキ、納車を再開…新型コロナ対策を導入

納車を再開したマルチスズキの販売店
納車を再開したマルチスズキの販売店全 3 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は5月18日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響で一時中止していた納車を再開した、と発表した。

マルチスズキは、インド全土の1964都市の3086のディーラーネットワークに、新しい安全・衛生基準を導入したうえで、営業を再開した。すべての販売店が、安全や衛生、社会的距離に関する厳格な基準を導入した。顧客と従業員の安全のために、すべてのディーラーで消毒を徹底する。ショールームだけでなく、サービスワークショップも完全に消毒された。

マルチスズキの専門家チームによって開発された新型コロナウイルス対策では、顧客がディーラーに足を踏み入れてから、車両が最終的に納車されるまで、すべてのプロセスを科学的に検証した。安全で衛生的でウイルスのない環境を顧客に提供するために、適切な対策が講じられている。

試乗車については、ディーラーは顧客の最大の安全性を確保するために、試乗前に試乗車の完全消毒を実施する。また、ディーラーの営業マンは助手席ではなく、後席に座って試乗を行う。顧客の家を訪問する全スタッフは、マスクの着用や消毒剤の携帯など、新しいガイドラインに従う。ショールームには、顧客が触れる場所に、消毒液が置かれている。すべての車は、納車前に消毒を行う。

マルチスズキの鮎川 堅一CEOは、「新車を待っていた顧客にサービスを提供できてうれしい。新型コロナウイルス対策として、包括的なガイドラインを導入した。顧客とともに、より強くなると確信している」と述べている。

《森脇稔》

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