自動運転を活用した新しいビジネスモデル…構築する事業者を公募 東京都

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

東京都は5月21日、自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクトを公募すると発表した。

自動運転技術は、地域間の回遊性向上や交通制約者の移動支援、深刻化するドライバー不足への対応など、多くの社会的課題を解決できる可能性がある。このため、東京都では2018年度から自動運転技術とそれ以外の先端的なICT技術を組み合わせたビジネスモデルプロジェクトを支援している。

2020年度は東京都が委託する日本工営が、自動運転技術とそれ以外の先端的なICT技術を組み合わせたビジネスモデルプロジェクトを募集、優れた取り組みを2件程度選定する。プロジェクトを支援するとともに、実証を通じて得られた結果をもとに法的課題や採算性を検証する。

募集するのは将来の事業化を目指した自動運転での移動サービスや輸送サービスの実証で、成長戦略の推進や東京都における移動制約者の支援、インバウンド対応、まちの回遊性の向上などに寄与することをテーマ・目的としたプロジェクト。また、自動運転を活用したビジネスモデルを実証するため、これまで各地で実施されている自動運転実証と比較して、早期実用化が期待できるプロジェクトや、自動運転技術やビジネスモデルの面でよりハイレベルな内容であるプロジェクトを対象とする。

選定されたプロジェクトは実施費用やアドバイスなどのサポート、プロジェクトの運営支援を事業プロモーターから受けることができる。

5月21日から6月22日まで募集し、7月中旬から下旬にかけてプロジェクトを選定、12月中を目処に2週間から4週間実証実験を実施する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る