[car audio newcomer]プロショップ活用法…サウンドエボリューション・ログオン 前編

car audio newcomer! 特別編 プロショップ活用法 サウンドエボリューション・ログオン 前編
car audio newcomer! 特別編 プロショップ活用法 サウンドエボリューション・ログオン 前編全 9 枚

初めてプロショップを訪れるユーザーを紹介している当コーナーだが今回は特別編としてプロショップがどんなところなのか、はじめてのユーザーが利用しやすい工夫などについて千葉県のサウンドエボリューション・ログオンに紹介してもらうこととした。

一人一人に合わせて、やりたいことを
叶えてくれるのがプロショップの魅力

初めてプロショップを訪れるユーザーにショップの利用方法を紹介してくれたのは千葉県にあるサウンドエボリューション・ログオン。先頃店舗をリニューアルし、巨大なディスプレイボードや美しいピット、広く開放的な接客スペースなどを持つ魅力満載のショップだ。ベテランからエントリーユーザーまで、幅広いユーザー層が集まるショップだけに、初めてのユーザーにも気を配ったサービスを用意している。そんなログオンの代表である小溝さんにカーオーディオ初心者がプロショップに来店した際のあれこれを聞いてきた。

――プロショップってどんなところですか?
「ユーザーが“やりたいこと”をオーダーメイドで叶えるのがプロショップなんです。技術的にも知識的にも多岐にわたるユーザーのリクエストに応えることができるのがプロショップだと思っています」。

――初心者の場合“これががしたい”が明確では無い場合も多いと思いますが、その場合はどうすれば良いのでしょう?
「初心者の望みや、やりたいことを引き出すのもプロショップの仕事だと思っています。会話の中からユーザーがどうしたいのかを聞き出して、それに沿ったオーディオを作り上げる。だからこそユーザーは完成した愛車を見て聴いて“これがやりたかったんです!”と満足してくれるのだと思っています。とにかく漠然とした望みで良いのでいろいろ話して欲しいんです。それをきっかけにしてこちらからもさまざまな提案ができるのです」。

お客様とフランクに付き合える小溝さんなので、初心者ユーザーであっても気構えること無くいろいろな話ができるのも同ショップの強みになっている。うまくリードしてやりたいことを引き出してオーディオという形にしていくのもプロショップならではなのだ。

「一人一人のやりたいことは違うはずです。そのため当店では結果的に同じオーダーはほとんどありません。同じユニットを使っていても出てくる音は異なります、客の好みに合わせることを特に重視しているのがログオンの特徴と言えると思っています」。

ホームページから情報収集して
プロショップ来店のハードルを下げる

――プロショップに初めて訪れるとき、ユーザーには少しハードルが高いと思うのですが、何か工夫をしていますか?
「ゆっくりリラックスして話ができる環境を整えることを重視しています。きれいなショールームや快適な商談スペースもそのひとつです。またホームページを整えてユーザー側で事前に下調べができるようにしています。来店前にある程度のイメージを持っておくこともお客様・プロショップ双方にとって大切になるのです」。

「当店のホームページを見てもらえればいろいろな情報があることがわかると思います。その中でも来店のハードルを下げる取り組みのひとつがブログです。当店のブログは普段の作業を見せたり、普段のショップの日常を紹介しています。これを見れば初めて来店するユーザーでも、事前にプロショップがどんなところなのかが理解できるハズです。気兼ねせずに来店できる環境はそんなひとつひとつの積み重ねなんだと感じています」。

――ログオンのホームページにはショップ紹介やシステム紹介のみならず幅広い情報が掲載されていますね。
「取り付けのスケジュールも掲載しています。来店して商談がまとまり、いざ取り付けをオーダーしたとき“作業は○カ月待ちです”となるとテンションが一気に下がりますよね。それを避けるためにいつ作業ができるのかをあらかじめ提示しているんです」。

――初心者ユーザーのもうひとつの不安として予算的な面があると思います、そのあたりのフォローはどのようなものがありますか?
「例えば最初にオーダーしてからインストールの過程の中で“追加料金が発生するのでは?”と心配しているユーザーもいます。しかしログオンではオーダーを受けた時点の見積もりからプラスアルファの請求をすることは絶対にありません。明朗会計であることで初心者の予算的なハードルを下げるように心がけています」。

「初心者ユーザーに知って欲しいのですがお客様とショップは常に対等だと言うこと。お客様が支払った金額に対する対価をリターンするのがプロショップです。ログオンでは120%の満足度を得られる仕事をしています。納車した際にユーザーが“想像以上だった”と思えるような内容です。オーディオは目に見えない部分が多いので、これはすごく大切にしている部分なんです」。

Webのシミュレーションを使えば
工賃まで含めた正確な予算が算出可能

――プロショップに行くからにはある程度の専門知識がないと相手にしてもらえないのでは? と言う不安もあると聞きますが。
「プロショップに来て最初のとっかかりの話を心配しているユーザーもいます。ある程度のオーディオ知識が無いとシステムアップの相談さえ始まらないのではと、そんな思いで来店をためらってしまうケースも多いと思います。もちろんそんなことはありません。当店では初めて来店した方に“お客様アンケート”を実施しています。ここには予算や目的など、簡単な項目を記入してもらっています。もちろんアンケート記入には難しい知識は一切必要ありません。この内容をきっかけにしてショップのスタッフが説明を初めて相談がスタートするので誰もスムーズに商談に移れます。だから何を話せば良いのか、何をリクエストすれば良いのかを考える必要は無いんです」。

――先にも紹介しましたが、具体的なシステムプランが進むと、再び予算的な不安が出てくると思うのですが?
「確かにシステム全体でどの程度の予算が必要なのかは気になるところです。そこで当店ではホームページに予算のシミュレーションを設置しています。これを使えばユニットのセレクトからケーブル、取り付けに関わる各種パーツなどを選ぶことであらかじめ予算がわかります。しかも工賃も込みでズバリの金額が表示されるのでわかり易いと思いますよ。気に入ればWebからその金額ですぐにオーダーすることもできます。Webでは取り付けスケジュールの希望も受け付けているので、自宅にいながらWebでオーダーするお客さんも実際にいらっしゃいますよ」。

――Webの充実は初心者ユーザーのオーディオインストールのハードルを下げると思いますが、オーディオなので最終的には音を聴いて判断したいと思うのですが?
「もちろんWebでオーダーしたとしても、取り付け時に来店した際には音のチェックができます。デモボードで該当のスピーカーを聴いてみて、万が一イメージと違っていたら当日変更だって可能です。ユニットの変更が可能なのは当店は“もの”を売るショップではなく“音”を売るショップだからです。当店のプランに含まれているスピーカーなら在庫をしているので、その場で変更してもスケジュール通りに取り付けることが可能です」。

ユーザーに優しくオーダーしやすいログオンには、もうひとつの魅力として幅広いユニットから自分にフィットするユニットを選べる多様性がある。ショールームに設置された巨大なデモボードにはズラリと24種類のスピーカーが並ぶ。これを見るだけでもユニット選びの幅広さは一目瞭然だ。さらにサブウーファーも複数のモデルを切り替えて試聴が可能。ヘッドユニット、ケーブル、パワーアンプなどもいろいろ試して聴き比べられるのも魅力だ。自分がシステムを選んでオーダーメイドでシステムを組み立て、欲しい音を手にすることこそがオーディオの醍醐味なのだ。そんな当たり前のことがシステマチックにスマートにできるのがログオンなのだ。

次回の後編では、量販店などでオーディオ取り付けの経験がある、少しオーディオの知識がある中級ユーザーを対象にしたプロショップ活用法について紹介していくくこととしよう。

car audio newcomer! 特別編 プロショップ活用法 サウンドエボリューション・ログオン 前編

《土田康弘》

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