アストンマーティンに新CEO、メルセデスAMGのトップが8月に就任へ…アンディ・パーマー氏は退任

アストンマーティンの新CEOに8月1日付けで就任するメルセデスAMGのトビアス・メールス会長兼CEO
アストンマーティンの新CEOに8月1日付けで就任するメルセデスAMGのトビアス・メールス会長兼CEO全 2 枚

アストンマーティン(Aston Martin)は5月26日、新CEOにトビアス・メールス氏が8月1日付けで就任すると発表した。アンディ・パーマー社長兼CEOは退任する。

トビアス・メールス氏は、ダイムラーで25年以上、上級職を経験した。2013年10月からは、メルセデスベンツの高性能車部門のメルセデスAMGの会長兼CEOの地位にある。同氏のリーダーシップのもと、メルセデスAMGは製品ラインナップを2倍以上に増やし、販売台数を4倍に拡大させた。とくに、メルセデスAMGのパワートレインの電動化に、大きな役割を果たしている。

アストンマーティンは長年にわたり、ダイムラーとの間で技術的および商業的パートナーシップを構築しており、今後も、その関係は継続される。この両社の関係が今回、アストンマーティンがダイムラーから新たなトップを迎え入れることにつながった。

トビアス・メールス氏は、「アストンマーティンに加わることに、興奮している。常にパフォーマンスカーに情熱を傾けてきた。顧客、従業員、パートナー、株主のために、より強力なビジネスを構築できることを楽しみにしている」と語った。

退任するアンディ・パーマー氏は、「新型SUVの『DBX』を含む多くの新型車の発売は、従業員の献身と能力を証明するもの。とくに、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大という困難な状況下において、すべてのスタッフのハードワークとサポートに感謝したい」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る