カワサキ Ninja ZX-10R、ECU不具合で火災のおそれ リコール

カワサキ Ninja ZX-10RR(2019年)
カワサキ Ninja ZX-10RR(2019年)全 2 枚

川崎重工は5月27日、カワサキ『Ninja ZX-10R』シリーズ3車種のエレクトロニックコントロールユニット(ECU)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。

対象となるのは、『Ninja ZX-10R』『Ninja ZX-10RR』『Ninja ZX-10R SE』の3車種で、2019年1月21日~2020年3月19日に製造された994台。

対象車両はECUの燃料噴射制御プログラムが不適切なため、エンジン高負荷領域でクイックシフターを使用しシフトアップした場合、排気通路内で大きな燃焼が発生することがある。そのため、二次エアバルブ(エアサクションバルブ)に高い圧力がかかり、バルブが変形・損傷し、バルブから逆流した高温の排気ガスにより周辺部品が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、燃料噴射制御プログラムを対策プログラムに書き換える。また、エアサクションバルブを新品に交換するとともに、周辺部品を点検し、損傷が認められるものは新品に交換する。

改善箇所改善箇所

不具合および事故は起きていない。海外市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  3. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  4. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  5. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  6. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  7. オールラウンドに使えるスポーツタイヤ「SPORTMAX Q5A」が登場!モータースポーツに超本気なダンロップに注目…東京モーターサイクルショー2024PR
  8. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  9. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  10. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
ランキングをもっと見る