ホンダ フリード モデューロX、「実効空力デバイス」で走りを深化

ホンダ・フリード・モデューロX
ホンダ・フリード・モデューロX全 28 枚

ホンダは、コンパクトミニバン『フリード』のコンプリートカー「フリード・モデューロX」をマイナーチェンジし、5月29日より発売する。

今回のマイナーチェンジでは、熟練のエンジニアによる人の感覚を大切にした開発をさらに追求することで、上質でスポーティな走りを、さらに深化させた。

新開発のフロントエアロバンパーには設定された3つのフィン「実効空力デバイス」を設定。実効空力とは、モデューロXの開発スローガンに掲げてきた、日常使う速度域でも体感できる空力効果のこと。この実効空力デバイスにより空力性能を向上させ、走行性能をさらに高めている。

フロントエアロバンパーサイド(左右)に設定したエアロフィンは、車を旋回姿勢へスムーズに移行させるとともに、ホイールハウスから発生する気流の乱れを抑制することで、しなやかで上質な旋回を実現する。下面に設定された箱型のエアロスロープは、車体下中央に速い空気の流れを生み、風のレールを走っているような安定感のある走りを実現。前面端(左右)のエアロボトムフィンは、ホイールハウス内を通る風の流れをスムーズにして内圧を低減することで、サスペンションの動きをより良くし、乗り心地の向上を狙っている。

エクステリアでは、昨年10月のマイナーチェンジで、よりシンプルで親しみやすく、安心感のあるデザインとなったフリードをベースに、モデューロXも従来のマッシブ&スポーティさに、爽快さと愛嬌のある親しみやすさも加味したデザインを目指した。

これまでのモデューロXシリーズのデザイン上の特徴であるピアノブラックの「Xグラフィック」の考え方を進化させ、ボディ色での立体造形で「X」を表現。ピアノブラックはフロントバンパー下部のガーニッシュ部や特徴的なフォグランプ、リアロアースカートなどに採用し、モデューロXらしい顔立ちを作り上げた。

インテリアでは、シート表皮をプライムスムース×スエード調のコンビシートにすることで質感の向上とともに体の滑りを抑制。ブラック基調のインテリアカラーと合わせて特別感を演出している。

ボディカラーはレッド、ホワイト、ブラック、ブルーの4色を設定。価格は295万0200円から327万8000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る