ホンダは5月28日、『CR-V』など4車種について、燃料ポンプに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは『CR-V』、『インサイト』、『シビック』、『レジェンド』の4車種で、2018年6月4日~2019年6月28日に製造された1万2427台。
低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)にて、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
改善措置として、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
改善箇所不具合は21件発生、事故は起きていない。社内からの情報によりリコールを届け出た。