【ロールスロイス ファントム 新型まとめ】地を駆ける“魔法の絨毯”…価格や乗り心地、試乗記

ロールスロイス・ファントム 新型
ロールスロイス・ファントム 新型全 8 枚

高級車の代名詞、ロールスロイスの最高級サルーン『ファントム』の新型は2017年にデビュー。BMW傘下以前から数えると、1925年に発売された初代ファントムから新型で8代目となる。新型は計量かつ高剛性のアルミスペースフレーム構造を導入し、最新のセルフレベリングエアサスペンションによって“マジックカーペットライド”を向上させたという。

目次

  1. 新型を発表…「マジックカーペット」な乗り心地が進化
  2. 先進運転支援システムとコネクト充実
  3. 日本初公開…世界で最も静かなクルマに
  4. 量産第一号車が78万ドルで落札
  5. 6540万円の超ロング・ロールス…ファントム・エクステンデッド・ホイールベース[詳細画像]
  6. 【後席試乗】エンジンのついた魔法の絨毯…諸星陽一
  7. ボタン操作で仕切りガラスの色が変化、後席乗員のプライバシーを守る…ロールスロイスの新技術
  8. 「プライバシースイート」…完全なる個人的空間、価格は7240万円

新型を発表…「マジックカーペット」な乗り心地が進化

英国のロールスロイスモーターカーズは7月27日、英国において、新型『ファントム』を発表した。

ファントムは、ロールスロイスの最上級サルーン。BMWグループの傘下でのロールスロイスが送り出した初代ファントムは、2016年に生産を終了。新型ファントムは、2世代目モデルとなる。また、BMWグループに入る以前のロールスロイスは1925年、初代ファントムを発表。ここから数えると、新型は8世代目となる。

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ロールスロイス・ファントム 新型ロールスロイス・ファントム 新型

先進運転支援システムとコネクト充実

英国のロールスロイスモーターカーズは7月27日、新型『ファントム』に、最新の先進運転支援システム(ADAS)と車載コネクティビティを採用すると発表した。

新型ファントムは、最も技術的に進歩したロールスロイスを目指して開発。その一例が、最新の先進運転支援システムと車載コネクティビティの採用。ロールスロイスが属するBMWグループの最新テクノロジーが導入されている。

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  • ロールスロイス・ファントム新型
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日本初公開…世界で最も静かなクルマに

ロールス・ロイス・モーター・カーズは1月22日、14年ぶりに全面改良した旗艦車種『ファントム』を都内で日本初公開した。先代より10%静粛性を高めたほか、ダッシュボード内に好みに応じでアート作品を組み込めるようにしたことなどが特徴。価格は5460万円から。

新型ファントムでは複数の新たな技術や装備が施されている。そのひとつがアーキテクチャー・オブ・ラグジュアリーと名付けたオールアルミ製のスペースフレームで、今後のロールス・ロイスのすべてのモデルに順次採用されるという。

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ロールス・ロイス ファントムロールス・ロイス ファントム

量産第一号車が78万ドルで落札

ロールスロイスモーターカーズは1月28日、新型『ファントム』の量産第一号車を米国フロリダ州で開催されたオークションにチャリティ目的で出品し、78万ドル(約8490万円)で落札された、と発表した。

ファントムは、ロールスロイスの最上級サルーン。BMWグループ傘下でのロールスロイスとしては、新型ファントムは2世代目モデル。排気量6.75リットルのV型12気筒ガソリンエンジンは、先代の自然吸気から、ツインターボに変更。最大出力は571hpを発生する。トランスミッションはZF製の8速。最大トルク91.8kgmという豊かなトルクは、1700rpmの低回転域から引き出される。

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  • ロールスロイス・ファントム新型の量産第一号車
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6540万円の超ロング・ロールス…ファントム・エクステンデッド・ホイールベース[詳細画像]

ロールス・ロイスのラインアップに『ファントム』の名が登場したのは遙か昔1925年のことになる。その初代ファントムから数えて8代目となる新型ファントムが2018年、日本でローンチされた。

今回撮影することができたモデルは、標準のファントムよりもホイールベースを延長したその名も「エクステンデッド・ホイールベース」。標準のホイールベースが3550mmなのに対し、「エクステンデッド・ホイールベース」のホイールベースは3770mmと220mmも長くなっている。スズキ『クロスビー』の全長が3760mmなので、そのホイールベースの長さがいかに長いか想像できるだろう。

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ロールスロイス ファントム・エクステンデッド・ホイールベースロールスロイス ファントム・エクステンデッド・ホイールベース

【後席試乗】エンジンのついた魔法の絨毯…諸星陽一

ロールスロイスのなかでも最上級とされる『ファントム』が2018年、14年ぶりにフルモデルチェンジし8代目となった。

ファントムにはホイールベースが3550mmの標準モデルと、220mm延長し3770mmとした「エクステンデッド・ホイールベース(EWB)」が存在する。その最上級中の最上級、エクステンデッド・ホイールベースに試乗する機会を得た…といっても後席であるが、言ってみればロールスロイスのもっとも正しい位置への試乗である。

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  • ロールスロイス ファントム・エクステンデッド・ホイールベース
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ボタン操作で仕切りガラスの色が変化、後席乗員のプライバシーを守る…ロールスロイスの新技術

ロールスロイスモーターカーズ(Rolls-Royce Motor Cars)は8月31日、中国で開幕した成都モーターショー2018において、新型『ファントム』の「プライバシー・スイート」を発表した。

プライバシー・スイートは、ロールスロイスの後席に座る乗員向けに、プライバシーを重視した新技術として設定されるもの。運転手との間で、プライバシーを確保することにより、さらに快適に移動したいというVIPの要望に応える。

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ロールスロイスのプライバシー・スイートロールスロイスのプライバシー・スイート

「プライバシースイート」…完全なる個人的空間、価格は7240万円

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、ロールスロイス『ファントム』の「エクステンデットホイール」に設定された「プライバシースイート」を日本初公開した。

エクステンデットホイールとは、標準のファントムのホイールベースを延長したクルマで、主にショーファーカーとして利用されるものだ。先代ファントムにも同様の仕様があり、そのオプションとして、「ディビジョンウォール」という、前席と後席との間に仕切りを設けたものがあった。今回のプライバシースイートはそれに代わるものである。

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ロールスロイスファントムエクステンデットホイールプライバシースイートロールスロイスファントムエクステンデットホイールプライバシースイート

《滑川寛》

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