メルセデスベンツ Eクラス カブリオレ に改良新型、欧州発表

最新のLEDテクノロジーを導入

進化したMBUXを採用

新世代のステアリングホイール

快適性を高めるエナジャイジングコンフォート

メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型
メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型全 20 枚

メルセデスベンツは5月27日、『Eクラスカブリオレ』(Mercedes-Benz E-Class Cabriolet)の改良新型を、欧州で発表した。

【写真】メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型(全20枚)

最新のLEDテクノロジーを導入

フロントには、従来よりもフラットなヘッドライトを採用した。このヘッドライトには、オールLEDテクノロジーが全車に標準装備される。オプションで、マルチビーム LEDヘッドランプが選択できる。

フロントグリルは、新しいダイヤモンドパターンの「Aシェイプ」デザインを全車に採用した。このグリルは、クロームメッキのドット、シングルルーバー、中央にスリー・ポインテッド・スターを備えている。

リアには、最新のLEDテクノロジーを導入した2分割のテールライトが新採用された。バックカメラが、トランクリッドに組み込まれる。メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型

ボディカラーには、新色として4タイプを設定した。ハイテクシルバー、グラファイトグレーメタリック、モハベシルバー、パタゴニアレッドだ。ホイールのラインナップも拡大され、新たにエアロホイールを用意した。メルセデスベンツによると、燃費の向上に貢献するという。

進化したMBUXを採用

インテリアには、サイドボルスターとヘッドレスト一体型のスポーツシートを装備した。仕様に応じて、シート中央部分には、横方向または縦方向のステッチが添えられる。シートには、ファブリック、「ARTICO」人工皮革、エンボス加工レザー、ダイヤモンドキルティング加工のナッパレザーなど、さまざまな素材が用いられる。メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型

また、最新の「MBUX」を採用する。MBUXは、メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンスを意味し、新世代のインフォテインメントシステムだ。特長は、人工知能(AI)によって、学習することにある。

MBUXはカスタマイズ可能で、ユーザーに適応する。無線通信での更新も可能だ。タッチスクリーンで操作する高解像度のワイドスクリーンコックピット、拡張現実(AR)技術を備えたナビゲーションディスプレイ、「ハイ、メルセデス」で音声アシストが起動するインテリジェントな音声コントロールが含まれている。

改良新型のMBUXには、特定の地域の天気予報を、あらゆる言語で読み上げる機能が追加される。例えば、スキー場の天気予報を指定すると、山の上や谷の積雪量を表示し、利用可能なリフトの数や現在稼働しているリフトの数に関する情報を提供する。

星占いをリクエストするオプションも、ドイツ語と英語で利用できる。星占いについては、ドライバーの生年月日または星座を回答すると、毎日の星占いが読み上げられる。世界の首都に関するクイズで、乗員を楽しませる機能も採用される。これらはすべて、メルセデスベンツのドライブをさらに楽しくするのに役立つという。メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型に採用される新開発ステアリングホイールメルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型に採用される新開発ステアリングホイール

新世代のステアリングホイール

新開発のステアリングホイールを導入する。このステアリングホイールには、静電容量式のタッチセンサーが組み込まれており、ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検知する。

2ゾーンのセンサーマットがステアリングホイールのリム部分にあり、ドライバーがステアリングホイールを握っているかどうかを検出する。ステアリングホイールのスポーク部分に配置されたタッチコントロールボタンは、スマートフォンと同様、静電容量センサーによって操作できる。

2つのセンサーマットは、革または木製のカバーの下に配置されている、ひとつはステアリングホイールリムの前面と背面にある。センサーに触れると静電容量が変化し、コントロールユニットによってデジタル信号に変換される。

ドライバーの手がステアリングホイールを完全に握っておらず、一部のみに触れている場合、静電容量の小さな変化が測定される。測定値が指定された値を超えた場合のみ、ドライバーがステアリングホイールを保持していると検出される。ドライバーの手が一定時間、ステアリングホイールから離れている場合、警告が発せられ、ドライバーが何らかの行動を取らない場合、最終的に自動ブレーキが作動する。

新しいステアリングホイールは、レザーリム仕上げの2つのバージョンが用意される。「ラグジュアリー」仕様では、シルバーシャドウ仕上げの3本スポークリムが、エレガントさを表現。「スーパースポーツ」仕様では、コントロール部分は、スポーツカーのホイールウィングナットを連想させるスポーク上にある。光沢ブラックで仕上げられ、縁はシルバーシャドウ仕上げとした。

タッチコントロールボタンは、デジタル信号で作動する。ボタンの構造は、最小限に抑えられる。ドライバーによるタッチは記録され、静電容量センサーによって評価される。これにより、スワイプジェスチャーなどによる直感的な操作が可能になる。システムは自動的に指の位置を検出する。メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型メルセデスベンツ Eクラス・カブリオレ 改良新型

快適性を高めるエナジャイジングコンフォート

改良新型には、「エナジャイジングコンフォート」を設定した。エナジャイジングコンフォートは、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽などのシステムを統合的にコントロールし、快適性を高める装備だ。車両のエアコン、アンビエントライト、パフュームアトマイザー、音楽プレーヤーなどをインテリジェントに組み合わせて作動させ、長距離ドライブや渋滞時などにおいて、車内の快適性を高める。車内温度、空気清浄、香り、音楽、照明などを、その時の乗員の状態に合わせて最適に調整する最大6つのプログラムが用意されている。

「リフレッシュ」は、乗員のリフレッシュを促進する。「ウォーム」は、乗員の快適性レベルを向上させる。「バイタリティ」は、単調な走行状況での注意力低下を抑制する。「プレジャー」は、乗員を心身ともに再生する。「ウェルビーイング」は、乗員の心身ともにリラックスを促進する。「トレーニング」は、リラクゼーションまたは刺激トレーニングで、筋肉の緊張、手足のしびれ、またはストレスの発生を防止する。

また、「エナジャイジングコーチ」機能を使用すると、高度なアルゴリズムに基づき走行時間などを加味したうえで、エナジャイジングコンフォートの適切なウェルネスプログラムやフィットネスプログラムを推奨する。

さらに、Garmin製スマートウォッチを装着した場合は、ドライバーのストレスレベルや睡眠の質などの個人データも活用し、ドライバーをサポートするモードを提案する。シートクッションとバックレストのわずかな動きにより、着座姿勢の変更をサポートする「エナジャイジングシートキネティクス」も用意されている。

《森脇稔》

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