アストンマーティン『DB5ボンドカー』、25台を限定生産…回転式ナンバープレートなど再現

ダミーだが本物のボンドカーと同様の装備

職人が1台あたり4500時間をかけて手作業で生産

自然吸気の4.0リットル直6は最大出力290hp

アストンマーティンDB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション
アストンマーティンDB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション全 44 枚

アストンマーティンは5月28日、映画『007ゴールドフィンガー』に起用されたボンドカー、アストンマーティン『DB5』(Aston Martin DB5)の復刻モデル、『DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーション』の生産を開始した、と発表した。

【写真】アストンマーティン DB5 ゴールドフィンガー・コンティニュエーション(全44枚)

アストンマーティンDB5は、映画『007』シリーズにおいて、最も有名な「ボンドカー」と称される。DB5が起用されたのは、第3作『007ゴールドフィンガー』(1964年公開)と、第4作『007サンダーボール作戦』(1965年公開)など、合計6作品だ。

当時のボンドカーは、1964年式アストンマーティンDB5をベースに、アストンマーティンが特別製作した。機関銃、回転式ナンバープレート(フランス/イギリス/スイス)、脱着式ルーフ、攻撃用バンパーガード、オイル散布装置、煙幕、無線電話など、ボンドカーならではの数々の秘密兵器が組み込まれていた。

ダミーだが本物のボンドカーと同様の装備

アストンマーティンは、『007ゴールドフィンガー』に起用されたボンドカー、アストンマーティンDB5をDB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーションとして、25台限定で復刻生産し、販売する。アストンマーティンによると、回転式ナンバープレートなど、本物のボンドカーと同様の装備が、ダミーだが採用されているという。これらの装備の開発には、特殊効果の監督として、数多くの『007』シリーズの製作に携わったクリス・コーボールド氏が参画している。

エクステリアには、リアの煙幕発生システム、リアのオイル散布システム、フロントとリアの回転式プレート(3枚)、フロントのツインマシンガン、リアの防弾シールド、伸縮式オーバーライダー、タイヤスラッシャー、脱着式助手席ルーフパネル(オプション)が装備される。

インテリアには、レーダー追跡装置、運転席ドアトリムの電話、シフトレバーの脱出用ボタン、アームレストとセンターコンソールに取り付けられた開閉装置、シート下の武器格納トレイ、さまざまな秘密兵器を作動させるためのリモコンが装備される。アストンマーティンDB5『007 ゴールドフィンガー』アストンマーティンDB5『007 ゴールドフィンガー』

職人が1台あたり4500時間をかけて手作業で生産

DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーションの生産は、英国バッキンガムシャーのニューポートパグネルにあるアストンマーティンのヘリテージ部門の本社で行われている。生産には、1台あたり約4500時間を要する。アストンマーティンワークスで培われた専門的スキルを備えた職人スタッフが、手作業で生産を行う。

DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーションは、オリジナルのDB5の細部までを忠実に再現する。アストンマーティンによると、最高レベルの製造品質と信頼性を確保するための変更と強化が施されているという。すべてのDB5 ゴールドフィンガー・コンティニュエーションは、オリジナルと同じように、ボディカラーはシルバーバーチのみとした。

自然吸気の4.0リットル直6は最大出力290hp

DB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーションでは、スチール製シャシーにアルミ製ボディを組み合わせる。ボンネットの下には、4.0リットルの自然吸気の直列6気筒ガソリンエンジンを搭載する。3つのSUキャブレター、オイルクーラーが備わり、最大出力290hpを発生する。後輪駆動で、トランスミッションはZF製の5速MTを組み合わせた。機械式LSDも装備される。

また、サーボ付きのディスクブレーキ、パワーアシストなしのラック&ピニオンステアリング、スタビライザーを備えたフロントサスペンションを採用している。

アストンマーティンDB5ゴールドフィンガー・コンティニュエーションは25台が限定生産され、価格は1台275万ポンド(約3億6575万円)。顧客への引き渡し開始は、2020年後半の予定だ。なお、アストン、マーティンは、「公道は走行できない」と発表している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ピックアップトラックの荷台に、積載型キャンピングキャビン「INFINITY 01」発表…Moon Star Export
  2. スズキ、『ジムニー シエラ GOZEL』初公開へ…6月14日「ジムニーサンライト2026」
  3. 日産『プリメーラ』、EVで約20年ぶりに復活…フィリピンモーターショー2026
  4. トヨタ タンドラ で走行160万km…顧客にサプライズプレゼント
  5. 8月から車検が変わる…ヘッドライトの「黄ばみ」に注意! DIYよりプロに相談
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. インモールドコーティングコンソーシアム設立、型内塗装の国内普及めざす…武蔵塗料と岐阜多田精機
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. ボルボカーズ、2028年以降の車両にアプティブのGen 8レーダー採用へ…悪天候や複雑な市街地でも高精度センシング
  5. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る