内閣府とドイツ当局、自動運転の安全性評価とサイバーセキュリティで共同研究

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

内閣府とドイツ連邦教育研究省(BMBF)は6月2日、2017年に開始した自動運転に関する研究活動の連携を強化し、共同のステアリング委員会で新たに「安全性評価」と「サイバーセキュリティ」の研究開発計画を承認したと発表した。

[図版:戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の概要]

自動運転の安全性を評価するためには、信頼できる効率的な試験手続きが必要となる。複雑な電子システムとソフトウェアの安全を確保するため、仮想空間での試験環境が求められている。プロジェクトでは、検証、モデリング、シミュレーションを適用するための評価手法を開発する。

また、サイバーセキュリティに関しては、開発プロセス段階で既に開始されている初期段階における現代の自動車の潜在的なセキュリティの脅威を検出し、排除する手法を開発する。

研究連携は、内閣府とBMBFが2017年に署名した自動運転分野における科学的な交流や共同研究を可能とする共同声明に基づいている。毎年行われている専門家ワークショップで、科学技術・イノベーション分野の連携のため、潜在的な研究開発トピックスについて議論している。

2019年1月には、ステアリング委員会の設置により連携を加速、ステアリング委員会、専門家ワークショップ、定期的な事務レベルの会合、調整事務局などで構成される連携の体制を構築している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. あのワイスピの“立駐ドリフト”をリアルで再現「Red Bull Tokyo Drift 2025」、ネオン×爆音×ドリフトの世界観
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る