メルセデスベンツ、ドイツ全工場への部品輸送を鉄道に切り替え…CO2フリー化

ドイツとオーストリアでの部品輸送に、C02フリーの鉄道を利用。
ドイツとオーストリアでの部品輸送に、C02フリーの鉄道を利用。全 6 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は6月4日、ドイツ国内のすべての乗用車工場への部品輸送を、CO2フリーのエネルギー源で走行する鉄道に切り替えた、と発表した。

画像:メルセデスベンツのドイツ工場

今回の発表は、ダイムラーがメルセデスベンツを含めたグループ全体の中期経営計画として発表した「アンビション2039」(Ambition2039)の一環だ。2022年から世界中のすべての生産拠点を、CO2ニュートラルにする。2022年以降、世界中のメルセデスベンツの工場は、太陽光発電、風力発電、水力発電など、再生可能エネルギーのみから電力を取得する。

また、アンビション2039では、今後の20年間で、メルセデスベンツ乗用車の向かう方向性を示した。2030年までに新車販売の50%以上を、プラグインハイブリッド車(PHV)やEVにすることを目指す。EVについては、市販EV第1弾の『EQC』に続くモデルを投入する。さらに、乗用車だけでなく、商用車、トラック、バスの電動化も進める。また、燃料電池車など、他の電動ソリューションの開発も促進していく。

メルセデスベンツは、このアンビション2039の一環として、ドイツ国内のすべての乗用車工場とハンガリー工場への部品輸送を、CO2フリーのエネルギー源で走行する鉄道に切り替えた。この鉄道輸送に使用されるグリーンエネルギーは、ドイツ国内の再生可能エネルギーからのみ得られる。グリーンエネルギーの大部分は現在、水力発電所で生産されている。

メルセデスベンツによると、ブレーメン、ラシュタット、ジンデルフィンゲン、ハンブルク、クッペンハイム、ウンターテュルクハイムなど、ドイツ国内のすべての乗用車工場で必要な部品の鉄道輸送は、1日あたり約270台のトラック積載量に相当する、としている。ドイツ鉄道の貨物列車ドイツ鉄道の貨物列車

《森脇稔》

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