自動運転車が防止できる事故は3分の1 米IIHSが調査[訂正]

グーグルのウェイモの自動運転車の公道テスト(参考画像)
グーグルのウェイモの自動運転車の公道テスト(参考画像)全 1 枚

米国IIHS(道路安全保険協会)は6月4日、自動運転車が防止できるのは、すべての事故の3分の1との調査結果を発表した。

IIHSの研究者は、全米の警察から報告された5000以上の事故を調査した。そしてIIHSは、ドライバーが事故を起こした要因を、5つのカテゴリーに分類した。

「認知エラー」は、ドライバーの注意散漫、視界の妨げ、危険を認識できないことなど。「予測エラー」は、ドライバーが交通量や他の車両の速度などついて、判断を誤ったこと。「意思決定エラー」は、交通の流れに対して速すぎたり、遅すぎたりする運転や、先行車との車間距離が短いことなど。「実行とパフォーマンスエラー」は、不適切で不正確な回避操作、車両の制御におけるその他のミスなど。「無力化」は、アルコールや薬物の使用、病気、居眠り運転などに起因する事故だ。

IIHSの研究者は将来、すべての車両が自動運転化されると仮定した。そして、自動運転車が5つの事故の要因に遭遇した時、自動運転車が避けることができるのは、認知エラーと意思決定エラーの2つの事故要因だけとの結論を導いた。IIHSによると、認知エラーと意思決定エラーによる事故は、事故全体の3分の1を占めるという。

IIHSは、道路上のすべての車両が自動運転車なら、認知エラーと無力化による事故は回避される可能性がある。ただし、完全に機能するセンサーと故障しないシステムが必要。自動運転車が予測エラーや実行とパフォーマンスエラーを回避するようにプログラムされていない限り、事故は依然として発生する可能性がある、としている。

<おわび> 当初、「(自動運転車が避けることができるのは)検知エラーと意思決定エラー」としましたが、正しくは「認知エラーと無力化」です。「検知エラー」も「認知エラー」に修正しました。訂正して再出力しました。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 高市首相「石油備蓄放出」表明、「3月12日よりガソリン・軽油・灯油大幅値上げ」“予告メール”の現実味[新聞ウォッチ]
  2. 日産の“5速MT搭載”コンパクトセダン『ヴァーサ』に日本のファンも注目!「これにe-POWER積んで」国内導入に期待の声
  3. 音にこだわるなら「DAP」! 利点&不利点、そして使いこなし術を解説[クルマで音楽は何で聴く?]
  4. 洗車のついでが正解だった! フロアマットを洗うだけで車内の快適性が上がる~Weeklyメンテナンス~
  5. 「自動車免許で乗れる」新型ハーレー初公開へ、大阪・東京モーターサイクルショーでずらり最新17モデルを展示
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る