メルセデスベンツ GLA 新型に「AMG 35」、2.0ターボは306馬力…欧州受注開始

AMGらしいスポーティな内外装

2つの高精細ワイドディスプレイ

0~100km/h加速は5.1秒

AMGダイナミックセレクトは5種類の走行モード

メルセデスAMG GLA 35 4MATIC
メルセデスAMG GLA 35 4MATIC全 20 枚

メルセデスベンツの高性能車部門のメルセデスAMGは6月8日、新型『GLA』の高性能モデル、メルセデスAMG『GLA35 4MATIC』(Mercedes-AMG GLA 35 4MATIC)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、5万4204ユーロ(約660万円)と発表されている。

【写真】メルセデスAMG GLA35 4MATIC(全20枚)

AMGらしいスポーティな内外装

外観はAMG専用のフロントグリルを採用した。これは、「AMGパナメリカーナグリル」と呼ばれるものだ。さらに、AMGライン仕様をベースに、フロントリップスポイラー、19インチのツインスポークデザインホイール、AMGのルーフスポイラー、ディフューザー付き専用リアバンパー、デュアルエグゾーストを装着する。

インテリアには、スポーツシートに人工レザーの「ARTICO」とマイクロファイバー素材の「DINAMICA」を使用した。カーボンファイバートリムと赤いリングの付いたエアダクトも装備される。

2つの高精細ワイドディスプレイ

ドライバー正面のメーター部分と、ダッシュボード中央のモニターを一体デザインとした最新のデジタルコックピットを採用する。メルセデスAMG GLA 35 4MATICメルセデスAMG GLA 35 4MATIC

この2つの高精細ワイドディスプレイを、一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素に。インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成される。

このフルデジタルインストルメントクラスターは、3つのAMG表示スタイルが切り替えられる。AMG表示スタイルは、「クラシック」、「スポーツ」、「スーパースポーツ」から選択できる。最新の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)も採用する。「ハイ、メルセデス」と呼びかければ、音声アシストが起動する。

0~100km/h加速は5.1秒

パワートレインは、「M260型」直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを、AMGがチューニングしたユニットだ。ツインスクロールターボチャージャーをはじめ、「カムトロニック」と呼ばれる可変バルブコントロール、高精度ピエゾインジェクター、マルチスパークイグニッションなどを採用する。特許技術の「コニックシェイプ」により、シリンダー内部の摩擦を低減し、効率も引き上げられた。これらの結果、この直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力306hp/5800rpm、最大トルク40.8kgm/3000~4000rpmを獲得する。メルセデスAMG GLA 35 4MATICメルセデスAMG GLA 35 4MATIC

トランスミッションはパドルシフト付きのデュアルクラッチ、「AMG スピードシフト DCT 8G」だ。「レーススタート」機能が付く。駆動方式は4WDの「4MATIC」で、「AMG パフォーマンス」仕様となる。前後の駆動トルク配分は、FFを基本に、走行状況に応じて50対50の範囲まで変化する。0~100km/h加速5.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)の優れたパフォーマンスを実現した。

パワーアップしたエンジンに合わせて、AMGハイパフォーマンスブレーキシステムを採用した。フロントが4ピストンキャリパーと350mm径ディスク、リアが1ピストンキャリパーと330mm径ディスクの組み合わせ。ディスクは穴あきタイプで、シルバー塗装のキャリパーには、ブラックのAMGロゴが配される。

AMGダイナミックセレクトは5種類の走行モード

電子制御システムに関しては、「AMGダイナミックセレクト」を搭載する。「スリッパリー」、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」の5種類の走行モードが切り替え可能で、エンジンやトランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングの制御が変化する。メルセデスAMG GLA 35 4MATICメルセデスAMG GLA 35 4MATIC

スリッパリーモードは、滑りやすい路面状況に最適で、フラットなトルクカーブが特長。ギアチェンジはスムーズに、より早いシフトアップが行われる。コンフォートモードは、快適で燃費重視の運転モードだ。サスペンションとステアリングは、快適性を重視した設定となり、エンジンのスタート/ストップシステムも作動する。

スポーツとスポーツ+モードは、エンジンとトランスミッションが、スポーティな味付けに。エンジンサウンドも、刺激的な方向に変化する。エンジンのスタート/ストップシステムは非作動。スポーツ+モードでは、フル加速をサポートするモードだ。シフトダウン時には、レブマッチングが行われる。インディビジュアルモードは、ドライバーの好みに応じて、各セッティングを選択して保存できる。

また、各モードに自動選択される「ベーシック」、「アドバンスト」の2つの「AMGダイナミクス」のモードがあり、ESPの制御が変わる。サウンドが変化する排気フラップを備えたAMGエグゾーストシステム、AMGサスペンションも装備されている。

《森脇稔》

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