DS 7クロスバック PHVにFFモデル、燃費71.4km/リットル…欧州で設定

PHVシステム全体で225hpのパワー

EVモードは最大55km

レベル2の部分自動運転が可能

新世代の「DSアクティブスキャンサスペンション」

DS 7クロスバック E-TENSE
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DSは6月15日、電動SUVの『DS 7クロスバック E-TENSE』(DS 7 Crossback E-Tense)に、欧州で新グレードの「DS 7クロスバック E-TENSE 225」を設定すると発売した。

PHVシステム全体で225hpのパワー

DS7 クロスバック E-TENSEDS7 クロスバック E-TENSE

同車は、DSブランドの最上級クロスオーバー車、『DS 7クロスバック』のプラグインハイブリッド車(PHV)だ。従来の「DS 7クロスバックE-TENSE 4×4」に今回、新グレードのDS 7クロスバックE-TENSE 225を追加した。これにより、PHVのラインナップを強化する。

PHVパワートレインのエンジンは、直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「PureTech」だ。最大出力はDS 7クロスバックE-TENSE 4×4の200hpに対して、DS 7クロスバックE-TENSE 225では180hpに抑えられる。最大トルクは30.6kgmだ。

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モーターは、DS 7クロスバックE-TENSE 4×4では、フロントが最大出力110hp、リアが最大出力112hp。一方、DS 7クロスバックE-TENSE 225では、モーターはフロントのみ(8速ATの「EAT8」と一体設計)に搭載され、最大出力は110hp。エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体で、225hpのパワーと36.7kgmのトルクを引き出す。DS 7クロスバックE-TENSE 4×4のPHVシステム全体の300hpのパワーと53kgmのトルクよりも、低く抑えられた。駆動方式も4WDではなく、FFとなる。

EVモードは最大55km

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バッテリーは、蓄電容量13.2kWhのリチウムイオンだ。EVモードの「ゼロエミッションモード」では、最大55km(WLTP計測)をゼロエミッション走行できる。この効果もあって、燃費は71.4km/リットル、CO2排出量は31g/km(いずれもWLTP計測)と優れた環境性能を実現した。

また、ゼロエミッションモードの最高速は、135km/hだ。走行モードは、ゼロエミッションモード、スポーツモード、ハイブリッドモードの3種類から選択できる。バッテリーの充電には、2本のケーブルが付属する。充電は出力7.4kWのチャージャーで、およそ1時間45分で完了する。

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DS 7クロスバックE-TENSE 225は、航続を拡大するために、減速時やブレーキ中に発生した電気エネルギーを、バッテリーに蓄える。「E-SAVE」と呼ばれるモードでは、ドライブの最後の10~20kmをEVモードで走行できるよう、バッテリー残量を節約する。

充電は専用のアプリ、またはダッシュボードの中央にある12インチのモニター画面で制御できる。遠隔操作で予熱プログラムを作動させることも可能だ。

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レベル2の部分自動運転が可能

「DSコネクテッドパイロット」は、高速道路における同一車線内走行を想定した「レベル2」の先進運転支援システム(ADAS)だ。高速道路での渋滞にも対応しており、前車が完全に停止してから、3秒以内に再発進した場合、アクセル操作なしで追従する。マルチファンクションカメラとミリ波レーダーによって、前車との車間距離を保ちながら、車線内の任意の位置を維持することができる。

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「DSナイトビジョン」は赤外線カメラで、夜間や暗闇での視界補助を行う。夜間走行で前方を赤外線カメラ監視し、その映像をインストルメントパネルに投影する。映像はグレースケールで表示され、前方に人物や動物の存在を認識すると対象物を黄色でハイライトし、さらにそれらが車両の進路と交錯する可能性があると車両が判断した場合は赤色でハイライトし、ドライバーに注意喚起を行うシステムとした。

新世代の「DSアクティブスキャンサスペンション」

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サスペンションには、新世代の「DSアクティブスキャンサスペンション」を採用した。路面状況をセンシングし、サスペンションを制御する。このシステムはマルチファンクションカメラが、車両前方5~25mの範囲の路面状況を常時高速スキャンして、路面の凹凸を検知する。このフィードフォワード制御による四輪のショックアブソーバーの減衰力の最適化と、リアマルチリンクサスペンションが相まって、浮遊したまま移動するかのような快適な乗り心地を実現するという。

オプションでトラクションコントロールを用意した。アルミホイールは19インチが標準で、20インチをオプション設定している。

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《森脇稔》

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