中古車個人売買のAncar、質問投稿サービス「クルマの相談所」β版の提供開始

クルマの相談所(イメージ)
クルマの相談所(イメージ)全 2 枚

中古車個人間売買サービス「Ancar」は、車に関する疑問を質問したり、プロや詳しい人が回答できるコミュニティサービス「クルマの相談所」のβ版を6月25日より開設した。

近年、実車を見ずにWEBのみで中古車を購入するユーザーが増加傾向にあるほか、新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)感染防止に伴いオンライン販売を導入する店舗も増え始めている。その一方で、WEB完結で購入したユーザーをはじめ、一般的に中古車購入後の点検・車検、不具合が生じた場合やちょっとした質問など、「誰に相談していいかわからない」「WEB上に情報が少なく探せない」という悩みが多くある。

Ancarでは、売買時に第三者である整備のプロが点検を実施し、その車がどのような状態にあるかを開示することで、安心して取引が出来る中古車の個人売買プラットフォームを提供してきた。今回、消費者のカーライフにて一番長い時間である「所有」に着目し、より安心安全をサポートすべく、コミュニティサービス「クルマの相談所」(β版)を開設した。

新サービスでは、車に関するあらゆる悩みや疑問を投稿、回答をすることが可能。車を所有している人や車に詳しい人に気軽に相談できる場、さらには新たなコミュニケーションの場として活用できる。専門的な質問には、同社スタッフや全国提携整備工場のスタッフが回答。実際の作業が必要な場合は店舗への誘導ツールとしても活用できる。

中古車の修理・点検は従来、整備工場を数店周り、車の状態を説明してから作業に取り掛かる手順だったが、新サービスでは、オンライン上であらかじめ車の状態を伝え、対応可能な整備工場へ来店する流れが可能。店を探す時間や数店周る時間、接触時間を大幅に減らせるなど、withコロナを見据えた上でも、効率的な取り組みとなる。

Ancarでは今後、β版を検証し機能の拡充を図るとともに、ユーザーニーズに合わせた店舗のマッチング機能などを充実させていく予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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