アプトがアウディ A6オールロードクワトロ 新型をカスタム、408馬力に…欧州発表

A6アバント新型をベースにしたSUV

ガソリン/ディーゼルともに強化可能な 「ABTエンジンコントロール」

足元を引き締める複数のアルミホイール

アプト・スポーツラインの新型アウディ A6 オールロード・クワトロ のカスタマイズプログラム
アプト・スポーツラインの新型アウディ A6 オールロード・クワトロ のカスタマイズプログラム全 9 枚

アプト・スポーツライン(ABT Sportsline)は6月24日、新型アウディ『A6オールロードクワトロ』(Audi A6 allroad quattro)のカスタマイズプログラムを欧州で発表した。

アプト・スポーツラインは、ドイツに本拠を置き、アウディとフォルクスワーゲンのトップチューナーとして知られる存在だ。アウディと協力し、「フォーミュラE」にも参戦している。

A6アバント新型をベースにしたSUV

A6オールロードクワトロは、新型が4世代目モデルだ。歴代モデルは、『A6アバント』をベースに車高を引き上げ、オフロードへの乗り入れを可能にしたSUVとして開発された。新型A6 オールロードクワトロも、その手法を受け継いでいる。

新型A6オールロードクワトロは、新型『A6アバント』がベースとなる。新型A6アバントに対して、車高は45mm引き上げており、標準状態での最低地上高は139mmとした。ホイールアーチトリムは、スカンジウムグレー。ブレードとアンダーボディプロテクションは、アルミ調仕上げだ。ルーフレール、ディフューザートリム、リアガーニッシュは、ブラックまたはアルミ仕上げになる。シルトリムには、「オールロード」のロゴが添えられた。シングルフレームグリルは、縦長のアルミ製ストラットを備えたデザインだ。

また、新型A6オールロードクワトロには、フルタイム4WDの「クワトロ」、オートロック式センターディファレンシャル、高さ調整可能なエアサスペンションが装備されている。アプト・スポーツラインの新型アウディ A6 オールロード・クワトロ のカスタマイズプログラムアプト・スポーツラインの新型アウディ A6 オールロード・クワトロ のカスタマイズプログラム

ガソリン/ディーゼルともに強化可能な 「ABTエンジンコントロール」

エンジンのチューニングは、ガソリンとディーゼルに対応する。ハイテクコントロールユニットの「ABTエンジンコントロール」を装着することができる。

ガソリンエンジン搭載の「55 TFSI」では、ABTエンジンコントロールによって、最大出力は340hpから408hpへ68hp、最大トルクは51kgmから56.1kgmへ5.1kgm強化された。アプト・スポーツラインによると、最大出力は20%増加しているという。

ディーゼルエンジン搭載の「55 TDI」では、ABTエンジンコントロールによって、最大出力は349hpから384hpへ35hp、最大トルクは71.4kgmから77.5kgmへ6.1kgm強化された。

また、ディーゼルの「50 TDI」ではABTエンジンコントロールによって、最大出力は286hpから330hpへ44hp、最大トルクは63.2kgmから68.3kgmへ5.1kgm強化される。ABTサウンドコントロールのエクスポートバージョンを使用して、排気サウンドをカスタマイズすることもできる。アプト・スポーツラインの新型アウディ A6 オールロード・クワトロ のカスタマイズプログラムアプト・スポーツラインの新型アウディ A6 オールロード・クワトロ のカスタマイズプログラム

足元を引き締める複数のアルミホイール

アプト・スポーツラインが、スタイリッシュなデザインのアルミホイールを開発した。「ABT FR」ホイールには20インチと21インチのサイズがあり、「ABT GR」ホイールは20インチサイズとなる。

ABT GRホイールは、凹型リムと光沢ブラック塗装が特長だ。ABT GRホイールは、マットブラックも用意されている。ミスティックブラック塗装のABT FRホイールは、クラシックな5本スポークデザインだ。ダイヤモンド加工仕上げのアクセントが施される。

インテリアには、ABTスタート/ストップスイッチカバーとABTシフトレバーカバーを設定した。また、ドアを開けた時に、ABTのロゴを路面にさりげなく投影する「ABTインテグレーテッド・エントランス・ライト」も用意している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. ジムニーノマドの死角を潰せ! 長くなっても怖くない、データシステムの『カメラシリーズ』がすごいぞPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る