[カーオーディオ“チョイスのキモ”]ユニットサブウーファー その1…概要

ユニットサブウーファーの一例(モレル)。
ユニットサブウーファーの一例(モレル)。全 1 枚

これからカーオーディオを始めたいと思っている方、すでに楽しんでいる方、その両方の方々に向けて製品選びのコツを解説している当コーナー。今回からは新たな章に進み、「ユニットサブウーファー」を題材に展開していく。当回はまず概要解説を実施する。

さて「ユニットサブウーファー」とは、単体で売られている「サブウーファー」のことを指す。つまりこれを購入しただけではまだ音は鳴らせない。組み込むためのボックスとこれを駆動するためのパワーアンプとが別途必要だ。というわけなので「ユニットサブウーファー」を導入しようと考える際には、それらへの予算配分も考慮しながら製品選びをしなくてはならない。そのことはくれぐれもお忘れなきように。

というわけなので、ボックスとパワーアンプとが一体化した「パワードサブウーファー」と比べると、導入のハードルは高くなる。しかし、だからこその利点もちゃんとある。それは「サウンドの方向性をプロデュースできること」だ。「ユニットサブウーファー」からどのようなサウンドが繰り出されるかは、どんなボックスを製作するか、そしてどのようなパワーアンプを組み合わせるかによっても変わってくる。自分自身でもろもろを計算し計画し、欲しいサウンドが得られるように進めていくという楽しさが味わえるのだ。

で、理想的な低音を得るための出発点となるのが「ユニットサブウーファー」選びだ。ボックスとパワーアンプによって鳴り方は変わってくるが、そもそも「ユニットサブウーファー」が得たいサウンドを出しやすいモデルでなければ遠回りをしかねない。

では、「ユニットサブウーファー」のチョイスにおいての考慮点は何なのかというと…。着目すべきポイントは主には以下の4点だ。「価格」、「口径」、「ブランド」、「個々の特徴」、以上だ。当然ながらまずは“予算”ありきだ。その上で、得たいサウンドの方向性を鑑みながら、それぞれのファクターを考慮しマイベストを探っていこう。

今回はここまでとさせていただく。次回以降は各ファクターごとでの選考ポイントを解説していく。お楽しみに。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part5・ユニットサブウーファー編 その1 概要解説

《太田祥三》

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