ポルシェ、自動運転の無人輸送ロボット企業を買収

ポルシェ・タイカンの部品を載せたサーバ・トランスポート・システムズ社の自動運転の無人輸送車
ポルシェ・タイカンの部品を載せたサーバ・トランスポート・システムズ社の自動運転の無人輸送車全 1 枚

ポルシェ(Porsche)は7月1日、自動運転の無人輸送テクノロジーを手がけるサーバ・トランスポート・システムズ社を買収すると発表した。

同社は、ドイツ・ローゼンハイムに本拠を置く新興テクノロジー企業だ。無人輸送車のサプライヤーとして、輸送ロボットとソフトウェアを組み合わせて、物流プロセスを自動化することを支援している。

ポルシェは、フルEVスポーツカーの『タイカン』の生産工程において、サーバ・トランスポート・システムズ社のテクノロジーを導入している。タイカンの部品を載せた自動運転の無人輸送車が、ドイツ・ツッフェンハウゼン工場内で稼働している。

サーバ・トランスポート・システムズ社は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大により、財政難に陥った。そこでポルシェは、同社が事業を維持し、従業員の雇用を守るために、サーバ・トランスポート・システムズ社を買収することを決定した。

ポルシェは、サーバ・トランスポート・システムズ社に出資し、全株式を保有することにより、同社の事業を引き継ぐ、としている。

《森脇稔》

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