VW ティグアン 改良新型に初のPHV、システム出力245馬力…欧州設定

PHVシステムは1.4リットル直4エンジン+モーター

部分自動運転が0~210km/hで可能

予測機能付きアダプティブクルーズコントロール

フォルクスワーゲン・ティグアン 改良新型のPHV「eハイブリッド」
フォルクスワーゲン・ティグアン 改良新型のPHV「eハイブリッド」全 6 枚

フォルクスワーゲンは、『ティグアン』(Volkswagen Tiguan)の改良新型に、プラグインハイブリッド車(PHV)の「eハイブリッド」を欧州で設定すると発表した。

写真:フォルクスワーゲン・ティグアン 改良新型のPHV「eハイブリッド」

PHVシステムは1.4リットル直4エンジン+モーター

フォルクスワーゲンの最新の電動化技術が導入される。ティグアンにPHVが用意されるのは、今回が初めてだ。

PHVパワートレインは、エンジンが直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」で、最大出力150psを発生する。これに、最大出力115psのモーターを組み合わせた。PHVシステム全体では、245psのパワーを引き出す。EVモードの最高速は、130km/hとした。

部分自動運転が0~210km/hで可能

自動運転への道を切り拓くフォルクスワーゲンの先進運転支援システム(ADAS)の新しい傘下ブランド、「IQ.DRIVE」(アイキュー・ドライブ)」から、最新のIQ.DRIVEテクノロジーが搭載される。

オプションの「トラベルアシスト」は、フォルクスワーゲンの最新の先進運転支援システムで、部分自動運転を可能にするもの。0~210km/hというあらゆる速度域において、部分自動運転を実現する。トラベルアシストを利用すると、高速道路の渋滞や道路工事などで、ドライバーの負担を軽減する。フォルクスワーゲンによると、これは完全自動運転につながる大きなマイルストーンになるという。

トラベルアシストは、マルチファンクションステアリングホイールのボタンに触れて、システムを起動する。法律や安全上、ドライバーは常にこのシステムの作動を監視する。そのため、トラベルアシストでは、ドライバーがステアリングホイールを握っているか否かを確認する。

この確認は、静電容量式タッチセンサー式の「キャパシティブステアリング」(ハンドル保持検知機能)によって、さらに簡単に行えるようになった。ドライバーがステアリングホイールを握っていることを検知すると、トラベルアシストをはじめとする各システムにインタラクティブなインターフェイスを提供する。

このシステムは、ステアリングホイールを軽く握るだけで検知する。その表面は、静電容量式タッチセンサーになっており、ドライバーが車両を操作しているかどうかを検出する。従来は、ステアリングを少し動かすことが必要だった。ステアリングホイールから10秒以上手を離していると、ドライバーに警告を発する。この警告は、視覚信号、音声信号、ブレーキペダルの振動で行う。この警告にドライバーが無反応な場合、エマージェンシーアシストを起動して、自動制動を行い、車両を停車させる。

予測機能付きアダプティブクルーズコントロール

最新世代のアダプティブクルーズコントロール(ACC)は、プレディクティブ(予測)クルーズコントロール機能を備えている。従来は、車間距離制御のみ行っていたACCが、制限速度や場所、カーブ、ランナバウト、交差点などに対応して車速を調整できるようになった。DSG仕様なら、ACCは渋滞とストップ&ゴーにも対応して、自動発進、自動停止する。

車両を車線の中央に保つ「レーンアシスト」と歩行者検知機能付きの自動ブレーキ「フロントアシスト」も、トラベルアシストの一部だ。このアシストシステムは、フロントカメラからの信号とナビゲーションシステムからのGPSおよびマップデータを使用して、制御を行う。夜間走行時にドライバーを支援する新しいLEDマトリクスヘッドライトの「IQ.LIGHT」も選択できる。

《森脇稔》

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