BMWグループ世界販売23%減、11年ぶりに減少 2020年上半期

BMW 3シリーズ・セダン 新型
BMW 3シリーズ・セダン 新型全 3 枚

BMWグループ(BMW Group)は7月7日、2020年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。BMWなど3ブランドの総販売台数は、96万2575台。前年同期比は23%減と、2009年以来、11年ぶりに前年実績を下回った。

写真:BMWブランドの主力車

ブランド別の上半期実績では、BMWブランドが84万2153台を販売。前年同期比は21.7%減と後退した。上半期としては、4年ぶりに100万台を割り込んだ。

グループ全体の上半期市場別実績は、中国を含めたアジア全体が、前年同期比8.1%減の41万6153台とマイナスに転じた。このうち、中国の上半期実績は、前年同期比6%減の32万9069台と後退する。

米国は上半期、前年同期比29.4%減の12万0937台と2年連続のマイナス。欧州は37万2428台にとどまり、前年同期比は32.3%減と2年連続のマイナスだった。このうち、ドイツは11万6255台。前年同期比は29.1%減だった。

BMWグループの2019年世界新車販売は、9年連続で前年実績を上回り、過去最高の252万0307台。前年比は1.2%増だった。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  3. 3輪電動モビリティ「Raptor」、新デザインモデル初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
  5. 自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る